カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

こちらに住んで33年、ロサンゼルスの今と、趣味のフライフィッシングを中心に街角で見かけた話題を!

カープールレーン

2005年03月21日 | ロサンゼルスの今
既に1000万人の人口を超えたといわれるロサンゼルス郡の交通渋滞は年々悪化する一方です。その交通渋滞を少しでも緩和しようと作られているのが、このカープールと呼ばれるフリーウエイの走行車線です。

正式名称は『HOV、ハイ・オキュパンシー・ビークル・レーン』(多数の人間が乗った車)

走行レーンの路面に、ダイヤモンドのマークがあるので、ダイヤモンドレーンとも呼ばれています。





写真のような黄色の線で仕切られていて、一般には2人以上、場所により一部3人以上でなければこの線の左側を走る事が出来ません。

南カリフォルニアの75%の車がドライバー1人で走ってるといわれ、一般走行車線が停滞していても、このレーンは日常的にスムーズに走れます。

もし一人で違反して走ると、最低271ドルの罰金です。

しかし例外的に、一人乗りのオートバイ、電気自動車、天然ガス自動車が走れます。

もともと、走る車を少しでも減らして、大気汚染防止という狙いから出来たレーンですから、上記の車両はそれに当てはまるという事です。

ここにきてその中に、、1ガロン当たり45マイル以上走るハイブリッドカーも認めようとの声が出てきました。

州議会での承認も得て、アーノルド・シュワルツネッガー知事の署名で発行、2005年1月1日から施行のはずでしたが、連邦政府が待ったを掛けています。

これが適応されれば、日本車だけが45MPGをクリアーしているので、35MPGしかクリアーできていないフォードなどのアメリカ車は、はじきだされるわけです。

このハイブリッドカーついては、またいつかお知らせいたします。