カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

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アレルギー体質#2(エピネフリン・オートインジェクター)

2005年07月21日 | その他
しばらく大忙しで記事のアップができませんでしたが、その間も見に来て頂いた皆さんに”ごめんなさい!”。

さてhiroさんのコメントで在ったアナフィラキシーショックに関係して書いてみます。

アナフィラキシーショックは、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となるもの、蜂の毒、花粉、ダニの死骸、ホルムアルデヒドなどの代表的なものだけでなく、寒さなどもアレルゲンとなる)などにより症状が急激にあらわれることをいいます。

私もこの経験が在るのです。アレルゲンの検査の為、パッチテストといって色々な検査薬を2~3日の間、直接肌に張っているテストの際、急激に血圧が下がり呼吸困難に陥りました。

そのときは何とか病院まで送ってもらえましたが、やはり命の危険を感じました。

そんな際に緊急処置に個人が携帯しているものが写真の物です。

正式名称:Epinephrne Auto-Injector(エピネフリン・オートインジェクター)

エピネフリンとはアドレナリンのことで、日本人によって分離されたホルモンらしく、詳しくはこちらまで。



この先には注射針が内蔵されていますが、普段は出てきません。


緊急事態が起きたら


後ろのキャップをはずして


太股に突き立てるのです。
すると針が出てきて注射液が体内に入るようになっています。
心臓に近い左の太股の方が良いと聞きました。

しかしこのアドレナリンの注射を心臓疾患や高血圧の人にしたら、死に至らしめると言われていて、これを購入するにはお医者さんの処方箋が必要ですが、私の周りのアレルギー体質の人は、いつもハンドバックに持って歩いています。

私も山間部の釣りで蜂に刺されたときのことを考えると、必ず携行したいものです。