カリフォル二アのロサンゼルスから、生活情報とフライフィッシング

こちらに住んで33年、ロサンゼルスの今と、趣味のフライフィッシングを中心に街角で見かけた話題を!

タバコの煙は”大気有害汚染物質”

2006年01月31日 | その他
カリフォル二ア大気汚染委員会は、間接喫煙によるガン発生率が高いとして、

タバコの煙を
・ディーゼル排気ガス
・ヒ素
・ベンゼン     
     と並ぶ有害大気汚染物質に指定したそうです。

間接喫煙による被害は知られていますが、今回の処置は

間接喫煙による若い女性の乳がん発祥率が急激に上昇』の調査報告を受けてのものだそうです。

カリフォル二ア健康被害査定局の調査では、間接喫煙によるガン発生により年間4千人が死亡しているそうです。

最も深刻なのが若い女性の乳がん発症が、間接喫煙により68%から
120%にも増加するそうです。

全米で4万人が乳がんで死亡している現実から、乳がんの発症の一因とも言える間接喫煙の対策は重要でしょう。

大気中に漂うタバコの煙は、
・喘息
・心臓疾患
・早産
   などを引き起こす原因にもなるそうで、

・特に子供の健康被害は
           きわめて深刻だそうです。

カリフォルニアは現在
・職場での喫煙
・レストランやバーでの喫煙
・公共の建物の近くでの喫煙は
              全面的に禁止されています

今後数年かけてより厳しい規制が設けられるそうで、他の州にも影響を及ぼすのは必至でしょう。


最近北朝鮮では、国際的なタバコの価格の上昇を受け、アメリカ紙幣の偽造麻薬製造のほかにタバコの偽造も大掛かりに行われているようです。

アメリカでのマルボローの偽造タバコの押収は10億本にのぼり、実際の流通量は、どれほどのものなのでしょう。

海外ではマルボローのほかに、マイルドセブンの偽造タバコも発見されており、日本国内でも密輸されて流通している確率は多いにあります。

彼らの作る偽造タバコに意図的に毒性の強い物質が混入されている確率は????


私の旦那様の20年前まで喫煙していましたが、アメリカで働き始め、仕事先の方から・・・・・・・・

君はタバコの害を知っていますか?』と聞かれ
ハイ!肺がんなどについては・・・・・・
体に悪いと分かっていながら、それをやめられない人と仕事は出来ない!

彼のこの一言で、その日から旦那様はきっぱりとタバコをやめました。

今では『その人には感謝している!!』そうです。


アメリカでこんなユーモアがオフィスに貼ってあります。

”貴方がタバコを吸うのは自由です
でもその煙をここで吐き出す事は許しません”











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5 コメント

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たばこ (きゃんでぃー)
2006-02-01 22:16:58
私は海外旅行をするまで、アメリカやカナダでは喫煙する人がすんごく少ないのだと思っていました。 でも カナダでもアメリカでも ふと見るとタバコを吸っている人が多いのですよね。。ビックリしました。

喫煙する人は 高所得者層のひとより低所得者層のひとのほうが多い、、というのをどこかのコラムで読みました。 それが本当かどうかは実際の所はわかりませんが、、、。

タバコからは 大きな税収があるそうですね。 もし喫煙人口が減って行ったら その財源をまた他へ回すのでしょうかねぇ~?

でも身体に悪いんだから 無くなることが一番いいと思います。
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Unknown (laflyfisher)
2006-02-02 11:41:04
きゃんでぃーさん



随分以前ですが、日本からの知り合いをつれてアミューズメント・パークに行った時、その方がタバコを吸ったら何人ものアメリカ人が『タバコをください』って寄って来たのにはビックリしました。



買うお金ないなら、タバコやめれば!!!って思いました。



タバコの値段はこれからどんどん上がるそうです。



それでもやめられないのはやはり習慣性が強いのでしょうね、私は吸ったことがありませんけど。









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私は嫌煙家です (mi-ca)
2006-02-02 23:52:44
娘が喘息になった時期があったので、それ以来隣でタバコを吸われるのもダメになりました。

一昨年アメリカに転勤した友だちは喫煙家でしたが、飲食店はともかく借家でも喫煙不可だったので、すぐに止められたと話していました。

オーストラリアではタバコ一箱800円ぐらいするそうです。

日本はまだまだですね。会社などでは喫煙コーナーが出来たりはしていますけど、吸う人は少なくはないです。町の条例で歩きタバコ禁止区域ができたりしてますけど、それ以外のところでは当然のように歩きタバコしてますし・・・

人間としてのモラルも疑われますよね。

(熱く語ってしまいました・・・)

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愛煙家と嫌煙家。 (blue_asher)
2006-02-03 22:14:45
私の家族は、喫煙をします。

私は喫煙については、ちょっとウルサイです。吸わないので。

家族が吸い始めると、私がそばでタバコがいかに体に悪いかを語り出すので、あんまり長いこと、私の前で吸わなくなりました()。



上記の場所では、全面禁止、、ですか。

スゴイですね。カリフォルニアってでも、アメリカの州の中では、かなり大きな(一番?)方だと思いますが、そこが禁止と言いだしたとなると、全州に影響が出てきそうですね。。
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Unknown (laflyfisher)
2006-02-04 09:05:54
mi-caさん



今はタバコを吸う人の家は買い手がつきづらく、車も中古車の査定価格が下がるといわれています。



レンタカーも殆んど禁煙車になっていますし、カリフォルニアで喫煙者の方は大変だろうと思いますよ。



実際私の周りで吸っている人、一人もいませんから。



日系のスーパーに行くと、入り口近くで吸っている人を見受けますけど・・・・・・。





一番はタバコの吸殻を車から”ポイ捨て”する人・・・・・



『こら!!!通りはあんたの灰皿じゃないのよ』って怒鳴りたくなります。



結構、山火事の原因になっていますもの。











blue_asherさん



アメリカの保険会社では喫煙者の方々には厳しい査定が出ますので、やはり家計に大きく響いてきますし、タバコを吸っていると昇進もままならないようです。



やめられる物なら、早くやめたほうが将来の健康の為にはいいのでしょうが。



やはり習慣性が強い為なかなかうまく行かない人が多いようです。



日本でも”喫煙者は重役になれない”なんてことがあったら、サラリーマンはすぐにやめることが出来るでしょうけど。
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