国際紛争、戦争の事を考えると、色んな意味でどうしようもなくて悲しくなる。
もう10年位前の山梨旅行中に大雪が降って、数日間陸の孤島になった。
いつも行ってる近所の山梨なのに。
思いもよらぬ大雪で、列車も止まり
道路も止まった。
あたしは温泉宿にいたので、東京には帰れなかったものの、ホテルに残された食料や燃料に限界はあったものの、その中では快適だった。
なのに、いつも心がぞわぞわしていた。3日くらいだったのかなあ。
世の中は冬季オリンピックで賑わっていて、まさか首都圏の山梨でこんな事になっているなんて!とは数日後になるまで報道されない。
取りこぼされる焦燥感なのかなあ。
永遠にそう、なわけじゃないのに。
幹線の東名なんかは速攻除雪されるのに、長野の突き当りまでしかいかない中央道は除雪車はなかなか来ないみたいで、後回しにされている?順番待ち?そもそもこんなことになってるの認識されてない?
なんか、まじ、仕事休んで(行けなくて、ではあるけど)、だらだらと温泉入ってオリンピック見たり、雪道散歩しているだけなのに、「待っている」感覚なのかなあ。精神的になんか凄く疲弊した。心が冷えてる、みたいな感覚。
同時に、東日本大震災(の後だったから)での被災、福島の原発事故によって不本意に自分の家に住めない、いつ戻れるかもわからない人たちって、これよりよほどひどい状況なんだから、その人たちがどんな思いでいるかを想像したら辛くてしかたなかった。心がヒエヒエだろうなー。体力もだけど精神的にありえんくらいしんどいだろうなあ。と。
しかも被災した人以外の人は、それを忘れていっている。
忘れる、って酷い行為だな、って。
ロシアのウクライナ侵攻からもう2年たち、なんかもう忘れてるし。
イスラエルのガザ攻撃から4ヶ月経って、心配だけど日常化してるし。
まじ、ひどいわ。あたし。
そんなあたしを悲しく思う。
昔からイスラム圏は旅行したいと思っているのに。文明の興りの地が多かったり、建築が美しかったり食べ物もおいしそうだし、人々も優しそうなのに。
ただでさえ女性の旅はちょっとややこしそうな上に紛争地域やテロ頻発地域が多くてしかたない。
まったく自己中心的な考えで申し訳ないけど。そんな素晴らしい物事人が失われていて、あたしが旅行に行けないじゃん。
まじ、今こうしてビール飲みながらブログ書いてるけど。
同じ瞬間に、死んでしまうひともいるし、まったく気が休まらないどころか死ぬかもしれないと、生きていても生きた心地がしていなくて、明後日、みたいなちょっとの未来も考えるのを少しためらってしまう、と、いう人たちがいる。
まじ。
何が出来るかわからんし、ただただ悲しくなる。
どうしよ?
マラガの山アーモンドの花を見るドライブに連れて行ってもらいました。
1月下旬から2月上旬が見時だから、「桜の季節ね〜、見たいわ〜、」なんて思う頃には終わってるので、毎年注意が必要。