新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

エバジェルバブエナに行ってきましたよ。

2017-05-21 14:40:12 | フラメンコ
彼女の舞踊団の公演でした。

また例によって、後から読むと「あたしあほだなー」って恥ずかしくなると思うんだけど。
そしてその公演内容も忘れてるから、「なんのこと書いてるんだ?」てなっちゃうんですけど。
性懲りもなく、記録しておこうと思う。ははは。

タイトルとか、内容とか全然調べないで見に行ったので、内容が今一つわかりませんでした。
「モダンダンス?コンテンポラリーダンス?」的に作られているんだと思うけれど。
フラメンコのギターが鳴り響いてしまう事で、枠が出来てしまうというか、型が見えてしまう。だから、なんか中途半端というか、フラメンコが不思議になっただけの事に見えてしまう。のは、そういうものにしたかったのか、そうならざるを得ないことなのか。

わたしは踊りを踊らないので、踊りで表現することの挑戦したい先みたいなものがよくわからないのだけれど。
そしてフラメンコを好きな外国人としては。
「なんで、フラメンコを使って違う事を表現しようとするのかなー」っと、単純に思ってしまう。
それでも良いものは良い、と思えればいいと思うけれど。
そういう境地にはならずに、???って思いだけが残ってしまった。

あとから、チラシを発見して、タイトルを見ると、


Apariencias(tradicion y evolucion)
外観(伝統と発展)
みたいな意味です。
ちょっと文章もついていたんだけど。
「表面に見えていることを頭の中でだけ考えたら答えが出ないけど、身体では感じる事ができる。」
とか。。。。ちょっとあたしのスペイン語力では具体的にはわからんかったけど。

(フラメンコの)伝統と発展と、その表面に見えているものと本質との違いとか、パッと見で受けてしまう事と本質との違いとか、そういう事を言っているのか?ただ、考えるな感じろ!と言ってるのかわかりませんけど。



舞台を見る前にタイトル位チェックしとかないとなー。と反省。そして、既に何回かそう思った経験があるのにー。相変わらずあほだなー。

この舞台、音楽担当者があまり良くなかったのかもしれないけど、新しいことをしようとしているけど、全然音が古い(フラメンコ以外の部分)ので、ぜんぜん意味不明になっちゃっている気がしました。

あはは。なんにもわかってない人がこんなに辛口な事言って失礼しちゃうわね。ごめんなさいね。

さいごにエバがソレアを(伝統的に?)踊ったのだけれど、それはとても良かった。
なんか最近フラメンコを見ると、どういう気持ちで踊るのかなー、あたしが踊れたらどうやって踊るかなーって考えてしまう。
今まで踊りに興味が無かったので、良い進化だと思う!きっと。ははは。

ソレアはトリアーナのソレアだったと思うんだけど、全3か4レトラのうちの最初の二つのエスティ―ロが(二人の人が一つずつ歌っていた)おんなじだったと思うんだけど、そういう事するのねー。違うエスティ―ロ持ってきた方が良いのかなーって思っていたけど。でも、このパターン何回か見たことあるから、よくある事なのかも。それか似てい過ぎてあたしには判別できないだけで違うエスティ―ロなのかも。


Carrete de Málaga

2017-05-08 14:35:55 | フラメンコ

今マラガではビエナルデフラメンコという、二年に一度のフラメンコイヤーです。
他の年に比べて、フラメンコの量が多い。とは言え、毎日毎晩というわけではありません。半年間、いつもより多い、って位だと思います。

そして車の無いあたしですから、行けるところが限られていて、結果別に多くない、って感じです。

で、先日はカルメンゴンザレスという人の踊りを見に行きました。なぜならカレーテデマラガというマラガ伝説の踊り手が出るからです。

こっちに来る前に友達から、マラガに行くなら伝説の踊り手カレーテを見た方がいいよ。だいぶ高齢だから、早く見た方がいいよ。

って言われていたので、どんだけおじいちゃんかと思ったら、1941年生まれ。うちの母よりちょっと上なくらい。てか父より年下!

てか、小島章司より若い!てか小島章司が1939年生まれていうのが驚き!!

まあそもそもどれだけのよぼよぼを期待していたのか、て話ですけど。

 

カレーテの踊りは前にも一度見たことがあって、そこは観光客用みたいな風情のカレーテが主宰する臨時タブラオみたいなところでした。
お客さんも少なかったこともあって、しかも観光客だったこともあって、(そんなので踊り分けちゃいけないとは思いますが)なんか、「そこまですごいのかどうかわからん。」と思っていました。
で、もう一度確認してみたくて、行ってきました。

いやあ、良かったーー!!

カンテもギターも、どんな踊りが来るのか待っている感じとか、カレーテも「よし、どんな歌でも来い」と、歌にノリノリで空気を”くにっくにっ”って揺らしながら踊る感じとか、

いやあ、語彙と表現力が足りなくて申し訳ありませんけど。

本当に良かったです!!

終わり。


エストレージャモレンテのコンサート

2017-04-01 10:13:34 | フラメンコ

に行ってきましたよ。

素敵なサロンていうのか、ホール。
社交界のダンスパーティーかなんかが行われる感じ。の雰囲気。
まあ、舞台はあるけれど。

まず、入り口を入るとこんな天井の素敵な

次の間

の天井。

そして次の間がホール。

天井画。

比較的小さいホールだけど、十分遠い~!

一部はギターと。フラメンコ。

二部はピアノと、しっとりラテン音楽。(あの、ラテンの曲ばかりが入っているCDの)

いつも、フラメンコのとか書くと、後から読んだ時に、「あほなこと書いてるなー」って思うんだけど。
懲りずに、短めに書くと、

この人、天才なんだろうなー。

って事。
なんか、すごかった。
画像で見たりすると、この人、ちょっとキチガイかな?って思う事あるんだけど。
生で、音を聴いたら、あー、この人天才かー。

って思った。

ちなみに、チケットは50ユーロもした!
スペインで50ユーロのコンサートは結構高い。
でもたっぷり2時間あったから、満足なんだけど。
高級だからか、お客様は結構年配の方が多かった。

そしてこのチケットを買うのが結構大変でした。ははは。

詳しくは次記事。


アントニオレジェス

2016-12-11 13:46:08 | フラメンコ
のコンサートに行ってきました。
アントニオレジェスがトレモリに来ました。
アントニオレジェスはあたしが生で見たい!って思っている何人かのカンタオールのうちの一人。
やったーやったー。


コンサートは二部構成で、前半は地元のアーティストによる歌メインの踊りもあるフラメンコ。
後半がアントニオレジェスのカンテ。

前半もなかなか面白かったけど、なんか前座風過ぎて切なくなった。
なんで、こんなに前座風なんだろう。
ショー自体が悪いとか、そういうのではないんだと思うんだけど。構成?わからん。
みんな楽しんでいたし。あたしも好きだったし。

しかしさ、夜の11時過ぎから始まるこのライブ、開場時間は9時。飲んだり食べたりしているんだけど。

そら、オオトリが出てくるころにはお客さん疲れ切ってるよ。12時廻ってますから。てか12時半。

フラメンコのライブって、こういう事多いんだよね。
スペイン人て忍耐強いよね。バスとかも銀行とかも超根気強く並んでるし。。。
夜遊びも長いしね。なんか、時間の感覚が違うんだろうね。

長いものに巻かれてもびくともしない、ってイメージ??


アントニオレジェスは、なんか、オーラがあったよ。
だからか、歌い始めた瞬間にマイクにリバーブが猛烈にかかり始めてびっくり。

マイクがオーラに取り込まれてエコーが。。。。。。


せっかくの狭い会場なのに、なんであんなにエコー効かせるんだろうか。てか、前半のショーはこんなに効いていなかったのに!


なんか、軽いショックで、気もそぞろ。でも、諦めて歌に集中するようにしたけどさ。

チクラナ出身、在住の彼はもちろんアレグリアスで、歌い始め。
普通の?オーソドックスな?レトラだけどいちいち新鮮。
パケーラやカマロンやルイスデラピカが登場するタンゴ。
お客さんも嬉しくなるよねー。

音がキラキラしている。
なんていうの?言葉がそこにある、というか、自分と言葉(なのか口から放出されてるもの)が同期しているというか。
でも、本人はもっと俯瞰して音を粒を楽しんでいる、というか。

あたしを例に挙げるのもなんだけど。あたしの場合は苦手な言葉は流すだけ。本人が渦中にいすぎてぐるぐる目が回っている。って状況だからさ。なんか、ちょっと取り組み方がわかったかも。わかってはないけど。

ほんとに素敵だったけど、びっくりエコーのおかげで生感が薄れて残念。

ライブ終了後一緒に写真を撮ってもらったよ。
でも撮影をお願いした友達、前もマヌエルモネオと一緒に写真撮った時もだったんだけど、めっちゃ写真撮るのが下手(ガサツなタイプ)でピンボケなわけよ。だから、夕べは10枚くらいお願いしたんだけど。
結果、全てピンボケ。「落ち着いてください!」と思います。


ドランテスのコンサートに

2016-07-01 14:10:56 | フラメンコ
行ったよ。
ピアノ:ドランテス
コントラバス:ガルシア フォン




なんかでちょこちょこっと聴いた事はあるんだけれど、集中して聴くのは初めて。
フラメンコピアノっていうと、フラメンコジャズなのかなー、って思ったのですが。

ジャズ的要素はありながらも、
どちらかと言うと、クラシックみたいな音の。タッチ?の感じで、なんかびっくり。

多分、フラメンコは即興性が要とは言いながらも、結構型があって、
特にリズムは型そのものだから、その型のなかで何かをピアノで作っていくっていうと、
なんかクラシックみたいに聴こえるなあ、と。
いうあたしの勝手な解釈ね。

特にドランテスの弾くピアノの一粒一粒の音に余韻があるというか。
パンっパンっってハジくように弾いても粒が丸いというか。。。
が、クラシックっぽい。音の連なりも。

とても気持ちが良いよ。

コントラバスの人も、いろんな音や不思議な音を出していた。
コントラバスじゃなくてチェロ??って思った。
てか、子どもの頃に思っていた
「コントラバス、デカい!」
って印象が、コントラバスを見る回数を増すうちに薄れていき、もはや大きく見えなくなり、
遠くで見るとチェロなのかコントラバスなのかわからなくなってきた。
だから最初はチェロなのかと思っていた。

生演奏っていいよね。
でもお客さんが少なくてもったいなかった。
だからか、音響が後半の一曲ちょい悪かった。
盛り上がってきて二人の音量が上がってきたら、お客さん少なくて誰も吸収しないからか、
音が響きまくって、崩壊寸前って感じだった。
音が混ざってぐちゃぐちゃになる――と、ひやひやした。

入り口でチケットを買うときに、おじさんが
「友達が来れなくなったのでチケットを買うなら私から。」
とやってきたんだけど、そのチケット32ユーロ。
あたしは一番安い11ユーロのチケットを買おうと思っていたので、
「すみませんね」
と、お断りして大正解!
お客さんが少ない為に、前から9列目に!!
やった。
あたしが買ったのは最上階の席パライソ。
それが本当のパライソ(天国)に!!
わーいわーい。




テアトロセルバンテス。


帰りに通ったカフェでおじさんたちが本格的に音楽を演奏歌ったり。
お酒も飲んだり、でもCDも売っていたり、ビデオカメラが回っていたり。
という不思議集団に出くわした。

ランカピーノ

2016-02-26 19:14:14 | フラメンコ
が来た!!

あまりにもオオトリだったために、
子ども連れの人や外国人観光客みたいな人達は、彼の出番を待たずに帰ってしまった!!

最初に
町の有名?カンタオールとギタリストによるカンテソロ。
すごく軽やかなギターで始まったキラキラしたアレグリアス、
シギリージャは、だんだん飽きてきてしまった。
なんか難しいね。シギリージャ。
他に何歌ったか忘れてしまったけど、最後はブレリア。
カディスのブレリアを結構歌って、
立ち上がって踊りも踊って〆ていた。踊れるっていいね。


次にフラメンコをベースにいろんなジャンルとミックスして弾くギタリスト。
ここでみんな力を奪われてしまった。
失礼!
あたしの隣の子どもなんてものすごい苦悩の顔を見せていた。
あたしも一緒に泣きたかった。

休憩

あたしのお友達が踊るフラメンコ踊り。
リブレのカンテで始まったアレグリアス。
いつもは小さいところで踊っている彼女ですが、舞台用に作り直したのか、
マントンを使ってすごく表情ゆたかに小気味よく踊っていた。
カンタオールもだんだんノリノリになっていくのがわかるし、
もちろんお客さんも日本人の彼女に惜しみないハレオを送る。
すごくうれしくなる楽しい舞台でした。

踊り部門はその他ソレア、先日見たフェステーロのおじさん、おじさんのお母さんがゲスト出演。

あ、このお母さんがすごかった。80歳だってさ。基本よぼよぼ座っているんだけど。
踊りだしたら足さばきとか、尋常じゃないてか、本当にずーーーーと踊ってきた人だな、って。

そしてカンテソロ2曲ほど。

それにしても、この部門のフィンでフィエスタがなんか怪しくてだらだらと締まらない感じに長い。
どうも時間稼ぎで延ばそう、延ばそうとしている感じだなあ。。。
と思ったら。

オオトリのランカピーノ到着待ちだったみたいで。苦笑。

その日の3時に本来のゲストカプージョデへレスがドタキャン。
急遽ランカピーノを頼んだらしい。たぶんへレスに住んでいるから。

普通に車で3時間くらいもっと?かかる。



よく来た!ランカピーノ!

堂々たる体躯。優しい顔。

最初にアレグリアス。たぶん。もう順番とか忘れた。
こんなアレグリアス聴いた事ない!
ふわっとしていて優しい。

びっくらこいた。
涙がもうすぐこぼれるところだった。

「わたしもう老人で声もでませんけど。ギタリストがよく弾いてくれていてうれしいです」
みたいな事いっていた。うまく合っていなかったところへのフォロー。
確かに70歳にしてはよぼよぼ。一人で歩いていない。付き添いと一緒。
声も出ていない。でも、
こんなの聴いた事ない!
次にソレア。

アルカラの、節、こういうことかーーー!っ思ったよ。ちょっと。

そんなこんなで、ファンダンゴ、ブレリア。

は~。びっくりした。

その後は勝手に打ち上げ会場に参加。
知り合いのおじさんが「ファンダンゴランカピーノに歌って聞かせなさいよ」っていうので、
恥ずかしながら、歌ってみたよ。
ランカピーノはニコニコしていた。

あはは


ちなみにこれです。









夕べ

2016-02-21 18:09:43 | フラメンコ
ちょーーー久しぶりにフラメンコを見に行った。
あ、ちょっと語弊があるか。
お友達のフラメンコの場所に先々週行ったからな。
その時もチョー久しぶりだったから、すごい元気が出た!んだった。

でも、普通にお客さんとして、フレッシュな気持ち?で見るのは久しぶり。

レストランで行われた小さなショー。


道に迷いながらやっとの思いで到着したら、10時半。まだぜんぜん始まっていない。
てか、出演者まだごはん食べているし!
10時スタートって聞いていたんだけれど。。。まあ、そんなものよね。

もう、時計見ていないら何時から始まったのかわからないんだけど。11時くらいかなあ。

ギターと、歌い手二人、踊りというか、フェステーロっていうのかな?歌いながら踊るおじさん。
の4人構成でショーが始まったよ。

タブラオのフラメンコショーとぜんぜん違って、
誰も超絶技巧じゃないんだけど。てかむしろそんなに上手でもない??!!んだけど
(だいぶ失礼!スミマセン!そういう意味じゃないんです!表現の仕方が難しい!)

彼らのフラメンコがぐわー―――と、あたしをガンガン押してくる!!

ギャー――!気持ちいーー。
にやにや。
にやにや。

こういうこと、したいなああああ。

意を新たにするわけです。


お店、かわいいから写真に撮りました。



ぜんぜんオシャレな店とかじゃないのに(これまた失礼)、普通でこんなにかわいい色味。


Gala de ganadores del V Certamen Andaluz de jóvenes flamenco

2015-05-10 22:05:02 | フラメンコ
というのを見に行きました。
なんかの賞をとった人達が三組。カンテ、ギター、バイレ。

もう、あまり覚えていないうえに、暑くて頭がチリチリするから、
気がついた事をいくつか。

これは日本でYouTubeを見ていても思っていたけど、
双子的なパルメーロ、活躍しているね~。
バイレについていたカンタオールも明らかに兄弟。なんかもっさりした歌い口だけど、グアポスだったよ。
ギタリスタについていたパルメーロは兄弟じゃなさそうだけど、髪型とか同じようにしていた。にやにやしてだいぶ冴えなかったけど。

みんな若いんだけど、
カンタオールは19歳。ますます若い。
マラゲーニャはあたしの好みではなかったけど、
声がくぐもったうえにきれいだから、トリアーナのソレアはとても好感が持てた。
流行りなのかな~、とおもったのは、グラナダのタンゴをアラブっぽいメロディとともに、ゆっくりとうたうな~。と。

こういうテイスト、あの人もやっていたな~、と思ったけど、彼女も若いしグラナダ出身だから、同じところで習っているのかも。とも思ったり。
ラ☆。

エルフラ

2006-06-07 20:56:35 | フラメンコ
から、次のグループのお知らせなんだか、なんだかよくわからない手紙がとどいた。
ユーロが高いから会員でもショーチャージをとるとか、日本人も一緒に踊るとか、料理人が来ているから、そのお料理セットいくらとか。
情報が盛り込まれすぎて、あたしに必要なことがなんなのか、わからなかった。
そういえばディナー招待券て、いつまで使えるんだろうか。いま、焦った。