オウレンセは(ガリシア語ではオレンセ)ガリシアではビーゴ、コルーニャに続いて3番目に大きい街とのこと。州都サンティアゴデコンポステーラは小さいのね。
オウレンセには温泉がある、と聞いていたので、なんとなく鄙びた温泉町だと思っていたら、意外と都会でびっくりしましたよ。
それでもセントロ(中心街)はキュッと凝縮していてそんなに大きくなく、その周りに住宅地やらビル群が広がる感じです。
あ、そもそも今回の旅行は、たこ祭りと温泉の旅、というのがテーマ。でした。
地獄の階段と強烈な西日に中ったのか、バスの中で飲んだビールが濃すぎたのか。
なんか具合の悪い出だし。
一休みした後で、とりあえず、夕ご飯を食べに町に繰り出しました。
カテドラルの横辺りが、バルやレストランが密集する道です。
お店も人もいっぱい。
なんか、あたしの具合が悪いので、とりあえず、タパでも食べて様子を見よう、と言うことにして、バルにはいりました。
ヨッちゃんのオウレンセ出身の同僚お勧めのバル。「パリス」パリスって??
観光者だったらあまり入らないだろうなー、って名前。そして8時半で、まだ早かったのか、あまり人が入っていない!他のお店は人でモリモリなのに。大丈夫か??
なんて思いながら、入ってみる。
ビールを頼んだら、勝手に1906というガリシア産のエストレージャというビールのプレミアムビールが出て来た。(グラスは違うけど)
これ、ちょっと重めで、甘味もあって、苦手。と言う事が、具合が悪いから繊細になってて?気が付いた。
(これの缶ビールをバスの中でクイ―っとやっていたのよ。)
ちびりちびりとしか飲めない。。。いや、普通においしいビールなんだろうけど。あたし余程具合が悪かったんだと思います。
でも、付き出し?で出て来たトルティージャがおいしいので、良い予感。
次に頼んだのが、
コロッケと、タラのトスターダ(塩漬けのタラの戻した生?みたいのが乗っかっているトースト)。
このトスターダがおいしかった。塩っぽいぷっくりしたタラと、下に敷いてある甘いピーマンジャムとマヨネーズっぽいソースの酸味が絶妙に調和。上の揚げ玉ねぎはおいしいけど、ちょっとしつこて残念だけど。若い人だったら大丈夫だと思う!
コロッケも、あたしはスペインのコロッケあまり好きじゃないんだけど、ここのはおいしかった!
と、これだけ食べたら、なんとあたしはビールも残して!もうお腹がいっぱい。
ちなみにこのお店は書かれたメニューが無いのか、全部口で説明してくれました。
そして帰るころにはお店は地元っぽい人でいっぱい。
夜の街を少しだけ散策して、いざ!温泉へ!
まちがとてもこじんまりしていて良い感じ。
アラメダという、いろんなバスが来るツーリストインフォメーション近くのバス停で温泉行のバスを待つことに。
10分もしないうちにバス到着。温泉は終点。降りる時に、「終バスは何時ですか?」と聞くと、このバスが最終。とのこと。
おー。運良くバスに乗れてよかった!(そもそも帰りはタクシー予定だったので)
でもあたしは更にだいぶ具合が悪くなっていて。もう、吐きそう。てのと、頭痛。
カっちゃんとヨッちゃんは日本式露天風呂(有料へ)あたしはもうお風呂に入れそうになかったので、外の露天風呂(無料)で具合が良くなったら入ろうかな。という感じで休憩。
夜の11時で、まだ沢山の人で賑わっている。
有料の日本風露天風呂(4ユーロって言ったかな?)は土曜日だったので2時まで営業。こちらの露天風呂は24時間営業。というか、外だから。
結局あたしは具合が良くならないまま、温泉の湧いている所のそばの暖かい石の上で半眠りで寒さをしのいでいました。
日本露天風呂から帰って来た二人はぽかぽかで楽しそう。
あ、いずれにしてもどこでも水着は着用です。
ほんじゃ、タクシーを探しながら歩こう!
と。
。。。。。
結局タクシー見つからず、宿まで1時間くらいかけて歩くことに。朦朧としているのに。。。。
マラガって結構あっちこっちにタクシー乗り場があるのだけれど。
よほど車社会だからかオウレンセ、タクシー乗り場が見つからないし、タクシーが走っていない!びっくり。
タクシーに乗る可能性がある人はタクシー会社の電話番号とか調べておいた方が良いかもしれません。