ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<集団的自衛権>を主張する 『集団的攻撃性』を持つ日本人

2006年11月20日 22時48分06秒 | 格差社会と政治
日本の『集団的自衛権』との言葉を聞くとなんとなく特別な安心感を持つ事ができる。(他国から)攻撃された際には、日本も黙ってはいない(対して戦う)との日本の心づもりを示している。

『集団性』とは日本人独特の人間文化ではないだろうかとも思う。
幼い頃から個人としての自立教育を受けた海外の人々にとって、日本人の「一致して事にあたる」集団性は時としてやっかいだ。

真の好景気だったバブル期頃、 ”ジャパニーズ・ビジネスマン”と世界から恐れられた日本の強みは一致団結の力だった。交渉の場では 一人一人がそれぞれの ”部品” として動いて一つの大きな力となり、”個人”を基調とする相手(国)側には 何人いようが ”ぐうの音” も言わせないのである。

その為なのかは判らないが、私が気が付くと 日本人の仕事 では (大企業型なのか) なにかと複数人でこなしているらしいと感じた。
中小なら一人で何役もが当たり前だが、ちょっと大きな企業だと 役の専門化で 自分の担当以外はお手上げのようだ。相手側は何人も出てくる。
『数で勝負か?』 とも思える始末である。 何人もの壁を突破しないと 目的の担当者まで到達できない。

また海外において、留学 などではすぐに 日本人学生同士 で固まってしまう(グループ化してしまう) と聞いている。 ※ ただし面白い事にこの現象を教えてくれた 台湾、韓国 からの留学生達にも共通しているのだと言う。 ※ 聞いた私は、日本の植民地政策の後遺症か? とも感じたほどだ。

いずれにせよ日本人は、自分の ”個” を犠牲にしても 集団への帰属 を得意とする。しかしそれはやがて、青年らの 集団暴力事件 や 少年らの集団犯罪 へと変化していき、年齢が下がるとともに 集団的ないじめ へとも変わってきたことだろう。

そしてそのまま 社会の中で 年齢的な成長を続けている。
”個人 を犠牲にして 集団 に迎合する性質” はやがて、”集団に加わろうとしない 個人 を排除する性質” へと変わっていったようだ。

そして日本国内の 社会不安(不況感) とともに、集団の中の個人保護 から 集団的な攻撃性 へと変化していく気がする。

団塊世代。再考査メモ(5) - 戦後日本の牽引役?

2006年11月20日 17時15分20秒 | ベビーブーマー
先般、もうすぐ90歳に手が届くというものの、活気があり若々しい雰囲気のご婦人にお会いした。第二次世界大戦前に一子、戦中にもう一子をもうけられたがその”子どもたち(60数歳)”も 気が若いのだ との話からいろいろ伺わせていただいた。

昔の日本の様子を伺うのは非常に楽しい。
<戦後日本の牽引役?>
その中で私が 「団塊の世代は戦後日本を牽引した..」と話すとあっさり 「じょうだんじゃないですよ」と一蹴された。「あの子(団塊)たちが社会に出る前に日本はずいぶん良くなっていました。だって うちの子(戦中生まれ)が大学を出たときでさえとても良かったのですから..」 なのだそうだ。

<ガチャ万>
下のお子さん(戦中生まれ)が 大学に行っていた頃には、愛知県に住んでいたという。
その頃は 『がちゃまん』 という言葉があって、織機を”ガチャ!”と動かすと 一万円が入って来たくらいの景気の良さを表していたという。

<進学率>
戦後の進学率を尋ねてみた。
都市部の子ども達は 進学する子が多かったが、地方出身者はだいたい 中卒 で働きに出たから(愛知でも)ずいぶん地方の人が多かった。と、話された。

戦後日本の復興と好景気を 築いてきたのは 地方を中心にした 中卒などの 低学歴の安い労働力 であったのだろうと確信できた。

(以上、伺った話の一部を記す)

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11/15 団塊世代。再考査メモ(4).- バブル期前夜
11/08 団塊世代。再考査メモ(3).- バブル期前夜(序章)
10/30 団塊世代。再考査メモ(2).- 再教育の影響か
10/26 団塊世代。再考査メモ(1).- 出生構造
10/06 団塊世代。その構造を理解する(6).- 学歴階層
10/04 団塊世代。その構造を理解する(2).- 親世代年齢

<病気腎移植> 医師側には賛同できる

2006年11月20日 15時31分48秒 | 格差社会と政治
<異端の医師>移植・生殖医療で独自の道徳観 2氏の共通点 (毎日新聞) - 11月20日13時11分更新
<見出し記事複写>
 病気腎移植を重ねる愛媛県宇和島市の万波誠(まんなみまこと)医師(66)と、「祖母が孫を産む」代理出産を手掛けた長野県下諏訪町の根津八紘(ねつやひろ)医師(64)。地方を舞台に移植医療と生殖医療の最前線で働く“異端の医師”の共通点は。【大場あい、池乗有衣、永山悦子】(毎日新聞)
[記事全文]

記事を読むと 応援したくなる 医師だ。 異端 ほど技術/能力が高いと思う。
私も東洋医学ではほんとうにたくさんの ○○師(カイロ、按摩、鍼灸、整体等々) にかかったが、ようやく巡りあったのは 異端視 されていたグループのメンバーだった。(おかげで同じ療法の経験者が少なく困っている)

学会が容易に受け入れられないのは、自らを守れなくなるからであろう。
「患者第一の姿勢」で、”患者の評判が良く”、結果が満足できるものなら、批判を重ねる ”学会側”ほど学んでもらわなくてはならないだろう。
(だが、実際には メンツがつぶれるだけなので 認める事はできない)
批判の前に 結果 を出して貰いたいと望む。

<私も負けていない>
私自身も ずっと 異端。 記事に書かれた内容の言葉を変えると 私が云われている事になりそうである。
記事中の ”学会などからは「倫理より患者」という姿勢が厳しい批判..” は、私は 「理論(慣習)より結果」 で通している。

常に 顧客(ユーザー)を優先にして考え、所属企業からも同業者、そして スキル(業務能力)の低い同僚らからも 非難・批判 され続けて来ている。だが私は 会社には高利益を提供し続けて来た。

学会が使う 倫理 とは、冒険をしない(改革をしない)理由付けだ。 海外で一般的になれば 「学会は最初から注目していた」 などと発表があるだろう。
「先ず(作られた)権威 ありき」 の日本では仕事もやりにくいだろうが、我々の 顧客 が(最後の頼みとして)我々を必要としている。

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11/13 <万波医師> 腎移植関連 (私見)
09/18 嫌われ者ジョージィ(職場編)クビ!かい?!(1)

<郵政民営化造反組復党> 安倍首相の条件

2006年11月20日 13時19分05秒 | 格差社会と政治
<安倍首相>郵政民営化への賛成が条件 造反組復党 (毎日新聞) - 11月20日1時26分更新

沖縄知事選で明らかになったように、
政府・自民党は (”郵政民営化”で最も被害を受ける) 地方票 をおろそかに出来ない。地方票を手にするためには 郵政造反議員 の取り込みに自民党も必死に成らざるを得ないであろう。

本来 郵政造反組議員 には 自民党からお願いして復党 して貰うはずだが、自民党・ならびに安倍首相は、復党を望む造反議員に対し その 正義の信念(有権者の声) を曲げさせようとしている。

復党を希望する郵政造反議員に対し、自民党は無条件で復党を許し、自民党内から自由に 反対 の声が上げられるようにしなければ、自民与党には 自浄作用 が働かない。

自民党内を始め日本国内で行われる No!を云えない恐怖政治 を国民は受け入れない。

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11/19 <郵政造反議員> 復党への踏み絵発言(中川幹事長)
11/16 有事のドル、不況の自民党

<沖縄県知事選> 不況風が支える自民政治の構図

2006年11月20日 11時53分09秒 | 格差社会と政治
沖縄県知事選 「自公」が推す仲井真氏が初当選 (毎日新聞) - 11月20日10時0分更新

沖縄知事選(19日)の開票速報で、
周辺部からの開票では、糸数慶子氏(59)=民主、共産、社民、国民新党、新党日本推薦= が堅調に票を伸ばしていたが、
都市部票では、仲井真弘多氏(67)=自民、公明推薦= が伸びた様である。

失業率全国一と騒がれる 沖縄 で、仕事を求め都市部に集まった有権者たちの票を集めた 仲井真氏は「経済振興を期待されての勝利だと思う。...」とも語っている。

さすがに 不況の自民党(11/16記事) である。

また今回の沖縄知事選は、地方票では 「現与党政治にNO!」 を伝えている事も興味深い。

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11/16 有事のドル、不況の自民党