きれいな桜の花が終わり、新緑が目に鮮やかに映る季節になってきました。
お茶農家の方々は新茶の摘み取りに大忙し。
茶摘みの歌に出てくる『八十八夜』とは立春から数えて八十八日目、およそ5月2日あたりになります。
季節の節目を表す「二十四節気」を補うものとしての「雑節」の一つなのだそうです。
八十八夜の少し後には立夏になり、夏の始まりの訪れです。まさに歌のとおり『夏も近づく八十八夜』です。
この頃から薄緑に光っていた新緑も、どんどん濃い緑に変わっていきますよね。何となく生命の力強さを
感じませんか?縮こまっていた体を思いっきり伸ばすような感じがします。
昨年からのコロナ、コロナで縮まっていた私たちの心も体もこの夏には思い切り伸ばしたいですね。
「五節句」「二十四節気」「七十二候」「雑節」など日本には季節ごとの節目を楽しむ習慣がありますね。
これらについて書かれた『暦』や『歳時記』の本も図書館には沢山あります。興味をお持ちの方は是非、一度
手に取ってみてください。(k)
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