御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

職員のつぶやきや、本の紹介などを綴っていきます。
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浜中生体験学習 その10(おしまい)

2007年09月22日 | いろいろ。
ちょっとアップするのが遅くなってしまいましたが、浜中生の体験学習記も今シーズンはこれが最終回です。

体験者 1年生女子2名

おすすめの本
『番号をどうぞ』(星新一ショートショートセレクション 5)
星新一/作 和田誠/絵 理論社
「ほかにもこの種類がたくさんあります。
 この本には、たくさんのお話がはいっていて、その中でも楽しいのもあれば、頭を使わないと理解できない所もあります。
 たくさんの話があるので、何回読んでもあきない。」
アスパルからおまけ---
「その6」でも、別の方が紹介してくれた本ですね。
たくさん巻数があるので気づきにくかったのですが、紹介が重なったので確認してみたところ、認識不足ですいません!!と誤りたくなるほど利用されていることが判明しました。
良い物語というのは、時を重ねても世代が変わっても読み継がれて行くことを改めて実感です。

『ねむりウサギ』(星新一ショートショートセレクション 3)
星新一/作 和田誠/絵 理論社
「いっぱい話があるとこがいい。
 ロボット系の話がおおくておもしろい。
 何回よんでもあきないからいい。
 ほかにも種類があるからいい。」
アスパルからおまけ---
こちらも同じく『星新一ショートショートセレクション』から。
先日回覧されていた読書調査のアンケートで「どうして本を読まないか」という問いに対して「物語が長くて途中で(筋書きや話の初めのほうが)わからなくなる」「途中で飽きる」などの回答がありました。
もしかしてショートショートが読まれているのって…話の展開を忘れないうちに一話読めるからなのでしょうか!?
誰かこの疑問に回答してくれる中学生いないかしら…。

体験の感想
「私は体験学習をアスパルにしてよかったなと思うことがあります。
 それは、おちついてできて、私にあったことだったからです。
 大変だったけど、いい体験になったなぁと思いました。
 本の整理が一番大変でした。」
「たのしかったです。
 アスパルの仕事はけっこう大変でした。
 いっぱい本がたおれていたりしたのでビックリしました。
 これからはアスパルの本など、キレイにつかいたいです。」

夏休みという年間で最も利用の多い時期に体験学習というのは、本当にみなさん大変だったと思います。
利用が多いということは、本棚の中も乱れが激しいということですものね。
体験に来て頑張ってくれた浜中生のみなさん、お疲れさまでした。
今後この体験がみなさんの人生の中で何かのお役に立つといいな、と願っています。

(mk)


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