Kawaii 日本美術

2週連続の雪。天気の治まるのを待って、恵比寿の山種美術館に出かけてきました。



特別展「Kawaii 日本美術―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで―」

なんだかんだで予定より2週遅れて観覧。
割と近いテーマの展覧会を春に観に行きましたが、今回の展示も見応えのあるもの。
特に伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」は本当に凄かったです。細かい桝目をひとつひとつ埋めていくと言う気の遠くなるような工程。江戸時代の作品なのにとてもオリエンタルな雰囲気。当時は見たことない生き物もいたでしょうに、すごい数の生き物が描き込まれています。2/4からの展示だったので、当初の予定通りで観に行ってたらこの図屏風は観られませんでした。偶然に感謝。

仔牛を描いた山口華楊の「生」仔牛の体温が伝わってくるような、生命力に溢れた作品。
川合玉堂の「猫」に引き寄せられる。柄は違うけどこの表情、ヨモギさんに似てる。（＾＿＾）
きっと猫飼いの人はみんな「ウチの子に似てる！」って思うだろうな。

意外と早く1周できたので、2巡目、初めて音声ガイドを借りてみました。
1巡目は好き勝手に観て、2巡目音声ガイド付で、気づかなかった細部を観る。これはなかなかいい方法だ。音声ガイドまた借りてみよう！b（＾＿＾）

さあ、次は何の展覧会に行こうか。