ミニマム 【minimum】

ミニマムな生活を志向してるんだけど、ついつい煩悩に負けて
つまらないものを買っちゃうんだよなぁ。

ポストマンRW-101【レッドウィング】

2004-11-17 | 
レッドウィングというとショートブーツの「アイリッシュ・セッター」とかが有名ですが、こんなシンプルな靴も出してます。
名前の通り米国の郵便局員のオフィシャルシューズです。みたところただのプレーントゥーで別段特徴もないんですが、なんと3万円もします。洒落っ気が出てきて革靴を履くようになった高校の頃から存在は知っていましたが、高嶺の花でしたね。米国は郵便局員がこんな高価な靴履いてるんだから相当豊かなんだなぁと思ってました。2、3年前に廃盤になるという噂が流れて買っちゃったんですが、まだ市場で見かけます。真相はどうなんでしょうか?知っている人がいたら教えて下さい。「廃盤」という言葉には異様に弱いんですよねぇ。スポンジソールなんで雨の日に履いてますが、結構滑ります。また底が一体型なんでソール交換は、オールソールとなり非常に高いっす。神泉に「サンワ靴店」という靴修理専門店があるのですが、今度オールソールする時は、かかとだけ修理可能なソールにしてもらおうと思ってます。

REDWING(レッドウィング)-1905年創業の米国を代表するワークブーツメーカー。1950年に誕生したアイリッシュセッターは、ワークブーツのマスターピース。

サンワ靴店-神泉駅前 匠の技を感じます。03-3461-7621

追記:2009/12/27 レッドウイングの修理について

踵が45度に磨り減り、履き口の糸もほつれてきたので、リペアに。廃盤モデルですが、今のところソールのサプライは大丈夫みたい。純正に拘らず踵だけリペアできるダイナソールも検討たんですが、まぁ今回はオリジナルにしとくかってことで。。オールソールで14,700円、履き口の縫い直しは、2,100円なり。こちらの販売店で修理可能。ちなみに修理費には、レッドウイングJAPANへの郵送費1,000円が含まれております。代理店経由での修理でメーカーへの郵送代金がユーザー負担、また、今回のオールソールと掃き口の縫い直しで、納期が2ヶ月というのもアフターサービス体制は、イマイチですな。。

追記:2010/02/14
昔話ですが、2000年当時神宮前に「エポラ-ル」という洋服屋さんがありまして、私はここで購入しました。、そこのオーナーが、ポストマンをデニムに合わせるのを強烈にレコメンドしておりました。気持ちはわからなくもなかったんですが、当時はスクウェアというかやや生真面目に見えてしまう感と一歩間違うと流○センター系といえなくもない風情に二の足を踏んでおりました。。が、時は流れ、四十を越えた今ひさびさにデニムに合わせてみたところ、なんとシックりくることか!この靴独特のその砲弾型のウィズ、長く生産されていた故のストーリー、働くオトコ向けのその飾らない姿がいいじゃぁないですか。周りのノイズが気にならなくなった昨今、この靴の本当のよさが見えてきた気がします。

追記:2010/04/03


どーでもいいといえばどーでもいいんですが、パラブーツの緑タグみたいに案外重要なアイコンだったりして。。だいぶんくたびれてきて読めませんが、「SR/USA」と表記されていました。US.Postal Surviceの認可をうけたという証明ですね。メーカー問わず、このタグのある靴はポストマンということになります。ここからは薀蓄です。

SR/USA standards (slip-resistant, made in the USA with a tag designated. SR/USA) . スリップレジスタンスの認定試験は United States Postal Serviceという国家機関の保全に関する基準 であり、その中で数百以上あるユニフォームという項目に属します。
これは 基本的には郵便配達員の安全を守るための基準でありますが、アメリカの場合芝生の庭が多いため、(昔のスタイルの野球場なども含め)芝を傷めないためにソフトなフラットソールを採用するというスタイルが浸透しました。

追記:2011/05/07

RW101、RW9196めでたく再販になりましたが、新色も登場です!過去にも茶のポストマンは存在していたので、こちらも再販ということになりますが、この茶のグレインレザーかなりツボです。梅雨前にビットしてしまいそうで怖いなぁ。スウェードのタイプは、日本未発売のRW3144(チャッカーブーツ)で使われていたモハヴェと呼ばれるセージカラーを採用。ナイジェル・ケボーン氏を魅了し、国内では氏のショップでのみ扱いのあった逸品で使用されていた米国空軍カラーですが、、3144同様ホワイトのクレープソールがベストマッチだと思うのですが、どんなもんでしょうか。。ブラックのシューレースというのも個人的にはなんだかなので、ホワイトにしてみたり色々シミュレーションしておりますw

追記:2011/10/26

雨天に履いていたらなぜか水がしみてくるので見てみると、ウェルトとアッパーの皮がちぎれてました。オールデンやレッドウイングなどのアメリカ靴にはたまにあるみたいですねぇ。こーなると修理不能のようです。まぁもう11年目の靴で最近はかなりヘビーローテーションだったので、大往生といったところでしょうか。。

追記:2011/11/11
レッドウイングの販売代理店からも修理不能と言われ、もはやこれまでかと諦めの境地に。。
ユニオンワークスに相談したら、できないこともないが、新品が買える位の価格になっちゃうのでオススメしないとのこと。個体差もあるようですが、外側の縫い込み糸が内側の糸に食い込んでしまっている場合、経年劣化も加わってこのような壊れ方をするんだそうです。11年間も履いていてこういう事を云うのもアレですが、これはRW101の持っている明らかなウィークポイントですね。。パラブーツとかこういう壊れ方はしません。しかし長年履いていると妙な愛着も生まれる訳で、世田谷代田にある「BRASS」というブーツの修理専門店に持ち込んだところ、「直りますよー」との前向きなお返事。。この一押しで一気に心は修理の方向へ、しっかし問題は料金で、ユニオンで指摘された通りほぼ新品が買える位の費用がかかっちゃう訳です。「しばらくお考えになってご連絡いただいてもOK ですよ!」とのことだったので、靴はお店に預けてきました。さーて、どうしたものか。。一晩考えて、いろんな意味で激動だったこの11年間の足元を支えてくれた靴なので、修理して復活させることにしました。どうしても捨てるにはしのびないのです。。今回ソールはビブラムのスポンジソールにしようかと思ってます。おりしも今日は、2011年11月11日、11ならびでございますw 戻って来たらまたレポートします。。

追記:2012/01/22

復活して戻ってまいりましたポストマン!破れたところに皮を被せ、ウェルトも見事に再生されております。コバの部分はブラックではなく、こげ茶というのがクラシックで渋いですねぇ。細い傷のように見えるのが今回の補修個所ですが、使用してるうちに毛羽だってきたらまた、ペイントしましょうとのこと。ソールはオリジナルではなく、ビブラムを選択。オリジナルより高さがありごつい感じです。

後はお約束のかかとの履口に皮をあてて補修。ここもポストマンの弱点で長期間はいていると糸がほつれてきます。しかしソールとウェルト補修でこんなに印象がかわるとは!驚きました。パトリック・コックス風にも見えますな。よりカジュアルな感じになりましたが悪くないです。結局1足新品が買えるくらいのお金がかかりましたが、まぁ愛着のある一足ということで。。

追記:2012/02/4
ビブラムスポンジソール短観ですが、恐ろしく履き心地がよくなりました~。昔「Dr.Martens」のコピーで「雲の上を歩くような」というのがありましたが、まさにそんなカンジ。これじゃ他の靴履けなくなっちゃいますね。そういえば、ダナーのポストマンは踵に段差のあるビブラムソールなので履き心地という点では、RW101より優れているかも。。ダナーの茶色のポストマンのソールはベージュのビブラムでこれがまた味わい深いんですよねぇ。グレインレザーの茶のポストマン(RW9102)にもこの組み合わせはありかもと夢想中。。




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Unknown (links_77)
2006-09-19 13:11:29
bcnr33さん

はじめまして。

6足ローテーションとは凄いですね。オールソールも革靴と変わらないので、皮底にしてしまおうと思ったこともありましたが、最近はやはり雨に強いオリジナルのポストマンソールが、いいかなぁと思っております。チャッカーもいいですよね。シューキーパーを入れっぱなしにすると、中敷とアッパーの間に隙間ができちゃうとは知りませんでした。オリジナルのシューキーパーでもそうなんでしょうかね?

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名品 (bcnr33)
2006-09-16 00:58:43
私、気がついたらRW-101を6足を使い廻して履いています。チャッカブーツも3足あり、ああドップリ…。いろいろな靴を履きましたが、疲れないしソール全張替えで12,000円程度支払っても良い物は良いです。いい歳こいたオヤジになってもジジイになっても履いてるでしょうね。ただし、アッパーが破れたりしなければの話ですが。

因みに写真のようにシューズキーパーを入れて長時間放置しておきますと、中敷とアッパーの間に隙間が出来ます。ご注意を。
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Unknown (links_77)
2005-03-12 20:51:37
RW101といいビルケンシュトックといい名品ですよね。20年前なんぞは高値の華でしたね。
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そうそう、この靴 (106rallye16v)
2005-03-12 00:30:29
20何年か前に兄が履いてましたねぇ。

ビルケンシュトックもあの頃、兄のを見たのが最初

だったっけ。
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