9月21日放送のNHK SONGS 第272回 美輪明宏音楽会 「テレビ初披露 反戦歌を歌う」
これまであえて「反戦歌」に絞って歌ったことはないという美輪明宏さんが、スタジオに若者200人を招き、対話をしながら、「反戦歌」を歌うという企画です。
この選曲も考え抜かれていると思いました。
若者たちから質問を受け丁寧に答える、その答えも、示唆に富み、深いものでした。
“世の中の不合理、理不尽を糾弾する歌があってもいいじゃかないか、貧しい者、マイノリティの味方をする歌があってもいいじゃないか、でもそんなものはなかった、だから自分で作ろうと思って作った”ヨイトマケの歌。
“文化を大切にしてほしい。美術、文学、音楽、スポーツ、いろいろジャンルがあるけれど。政治家100人が行くよりも文化が大事”
“戦争とは、あなた方のお父さん、兄弟、あなた自身が少年兵として戦争にいかされて、死を約束されているということ”
改憲が日程に上り始めている現在の政治情勢のもとで、美輪さんが強い危機感をもっているのがひしひしとつたわってきました。
9月27日(金) 午前1:30 再放送されます。
(ハンマー)