またも停電攻撃! しかし、すぐに復旧で対抗
米は卑怯で非人間的なサイバー攻撃をやめよ
3月25日の未明(現地時間)、米国はベネズエラに再びサイバー手段による停電攻撃を行った。自分たちで大停電によって病院で多くの人が死に、水道がダウンして人々は泥水をすすっていると大々的に宣伝しならが、再び攻撃を仕掛けて人々を苦難のどん底に突き落とそうとしたのだ。私たちはこの蛮行を糾弾する。
停電攻撃の直後にアメリカのインターネット接続を監視する市民グループNETBLOCKSが停電攻撃があったことをツィッターで知らせた。(前回もこのグループ)。その直後に、グアイドは恐れべき速さでこのツィートにリツイートした。再び停電だ、マドゥーロの責任だ、あいつらには電力システムを扱う能力はないと。まるで停電が起こることを知っていて、すぐさま宣伝に使えるように待ち構えていたかのようだ。予想通り、彼は停電が人々に与える影響など言及もしない。そんな事には関心がないのだ。
幸い今回のサイバー攻撃は直ちに対抗措置で復旧されている。一旦は停電が全土の6割に広がったと言うが、すぐさま復旧され、カラカスの一部と地下鉄を除いて電力供給が復旧している。
テレスールの報道を紹介する----------------
20190325 TeleSUR
ベネズエラはその国営電力システムへの新しい攻撃を非難します
ベネズエラの国営電力システムへの新たな攻撃(訳注;現地時間3月25日)は、国の多くの部門を停電状態に陥れました。ホルヘ・ロドリゲス情報通信・観光文化担当副大統領は、月曜日(25日)にこの攻撃を非難しました。
「私たちは、グリにあるシモン・ボリバル水力発電所の発電装置を連動して道連れにすることを目的とした、国営電力システムの送電・充電センターへの新たな攻撃を受けた」とロドリゲス氏は語った。
この新たな攻撃は、全国を6日間の停電に追い込んだ前回の国営電力システムへの大規模なサイバー攻撃のほぼ20日後に発生しました。政府によれば、前回の攻撃は米国によるものです。
しかし、今回はニコラス・マドゥロ大統領によって実行に移されたすべての対抗策メカニズムが完璧に働きました、とベネズエラ当局は述べます。これらは、(発電所や変電所など)異なるステーション間の保険措置、保守、および通信に役立ちました。これにより、記録的な速さで全国のほぼ全てで停電を復旧することができた。カラカスの一部の地域と市内の地下鉄システムはまだ復旧していません。
地下鉄は、カリクアノのラ・リンコナダ駅とペタレ駅間、ラ・リンコナダ駅からシャラブ・ノルテ駅間、ゾナ・レンタル駅からプロパトリア駅までの区間でメトロバスを使った代替ルートの緊急時対応計画を実行に移したとツィッターで通知しました。
「この攻撃は3月7日の攻撃と似た特徴を持っていたが、われわれには迅速に対応する能力があり、電力供給網はほぼ全国で回復し、今後数時間で国中で電力が回復します」とロドリゲスは保証しました。高官はベネズエラの極右の意図はいかなる政治的あるいはイデオロギー的根拠を追求しようとするものではないと付け加えた。
「彼らの本当の意図は、深刻な苦痛の状況にある人々を攻撃し、不安を引き起こし、つき落とすことで権力を掌握し、彼らがこれまでしてきたようにベネズエラのものである全ての資源を盗むことです」とロドリゲスは結論付けました。