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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

あまりにも露骨な臓器狩り

2010-08-20 | 脳死臓器移植問題
7/17改悪された「臓器移植法」で、2例目の「脳死」ドナー
和歌山県の病院で、18歳以上の男性患者とだけの情報。
医師から家族にどんな説明がされたのだろうか。
本人の意思が全く不明なまま、生きることができたかもしれない尊い生命が、ヒトのために全国に「臓器」として運ばれていく。
あまりにも露骨なやり方に、背筋が凍りつく。

日大の林医師が開発した「脳低温療法」は、一歩進化した治療として更なる研究が進んでいるという。最近発表された、林医師の論文によると、アウトプットできない「脳死」状態にあった患者が、生還後にその時のことを覚えていると語っているのだそうだ。
「脳死」ってホントにどんな状態なのか、今一度考えてみてほしい。
医師が「もう助かりません」といったら、それはホントに助からないのかどうか、疑ってみてほしい。医師達は何をもって「もう助からない」と言うのか。そういうときにこそ、医師はその責任として言うべきだ。「脳死判定なんてうけなくて良いのですよ」と。そして、その本人を救うための治療に専念するべきだ。一人一人のかけがえのない生命。瀕死の状態にあるときにこそ、救命されるべきなのに、救命に専念するひと筋の道をも閉ざす「脳死判定」。すべての可能性を否定され、死んだことにされてしまう。
そんなことが、7/17に法的に許される国になってしまったのだと、痛感する。

「らい予防法」然り。
悪法がなくなることはないのか。

──by あゆむ


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1 コメント

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健康保険証の「私は臓器を提供しません」に○を! (ハンマー)
2010-08-20 10:28:45
 このことで今日職場で話になり、「保険証どうしてる?」ときいたら、「やっぱり内臓くらいは提供して役に立ちたいなあ」とか「えっ提供しないんですかっ?」。ところが「脳死って植物状態と違うんですか」とか「どうして脳死とわかるんですか」という反応。脳死臓器移植に同意したとたんに「延命治療」から「臓器保存処置」にはいり、「脳死」患者の身体にメスを入れたとたん痛がって手足をばたつかせたりした事例があるので麻酔をかけて臓器を取り出す話などをすると「それじゃあ殺人じゃないですか」ということになり、考え直してくれることになりました。
 「脳死」とは何か、どのように臓器移植がやられるのかとかマスコミが報道せず、知らず知らずの内に、臓器提供をすべきのように煽られているのではと思います。
 「家族の同意で」、「子どもからでも」などとんでもないこと。
 とにかく、健康保険証には「私は臓器を提供しません」に○をし、意思表示をしましょう。
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