昨年7月に改悪された臓器移植法により、「臓器提供しない」という意思表示をしていないかぎり、家族が同意すれば「脳死」判定・臓器を摘出することができるようになりました。すでに30例以上の「脳死」臓器摘出が行われています。
しかし、「脳死」は本当に人の死だと言えるのでしょうか?「脳死」だと宣告されても社会復帰している方もあります。生還後に自分の「脳死」判定を聞いていたという記憶を語っている方の例もあります。「脳死」状態の患者は、周囲の人たちが見守ってこそ、生への望みがあります。
この制度に対する反対や疑問、不安の声がたくさんでてきています。市民が声を出し、継続的に粘り強く家族同意条項の撤廃を訴えていくことが重要になってきています。<やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!緊急市民集会>に参加し、新たな運動をみんなの力でつくっていきましょう。
まずは「脳死」が本当に人の死と言えるのかどうか、一緒に考えてみてください。
多くの方に2/19の緊急集会の参加をお願いします。
(集会実行委員:Chより)
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やめて!! 家族同意だけの「脳死」臓器摘出!緊急市民集会
日時 2月19日(土) 13:30~16:30(13:00開場)
場所 大阪府商工会館7階第2講堂(地下鉄本町下車)
参加費 500円
講演 小松美彦さん「脳死は人の死ではない」
報告 冠木克彦さん
主催 集会実行委員会
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http://www.jca.apc.org/~yamete/