安倍首相は根拠も何もなく直ちに米のシリアへの攻撃を理解し支持すると表明しました。許し難いことです。北朝鮮に対しても戦争挑発に異常なほど前のめりになっています。中国と韓国が平和的手段による解決を主張している中で、安倍首相は一人トランプ大統領を後押し、カールビンソンの護衛に自衛艦を送り込み、対北朝鮮の戦争に反対するのではなく、「攻撃するなら事前協議で教えて」と呆れるような申し入れをしました。
戦争が本当に起こったら甚大な被害が出ます。もし北朝鮮に同じような「限定攻撃」をしかけたら、北朝鮮が反撃するのは確実です。国境から近いソウルが火の海になるのはもちろん、集団的自衛権で米軍の攻撃に加担する日本も、米軍基地のある横田、岩国、沖縄、そして東京、大阪など主要都市や原発など発電所やコンビナートが標的になります。被害は恐るべきものになります。メディアは、あたかも戦争が起こるのを前提にしているかのように全国瞬時警報システム(Jアラート)を紹介し、戦争への備えを煽っています。
私たちはは平和憲法を持つ日本の首相が戦争をそそのかし、それを支持することを断固糾弾します。日本政府に戦争挑発への加担を直ちにやめるよう要求します。戦争ではなく平和的解決を求めます。
(ハンマー)