11月29日(日) リブインピース@カフェ 「南スーダンPKO 駆け付け警護とは戦争すること
日時 11月29日(日) 13:30~16:30
場所 西成区民センター(地下鉄岸里、天下茶屋駅下車)
第一部
(1)「駆け付け警護」は、戦闘現場に突入して敵を殲滅する軍事作戦(映像視聴)
(2)内戦状態の南スーダンPKO
(3)防衛省が、「戦闘地域」派遣を想定し戦傷者救護を検討 ほか
第二部
伊丹フィールドワーク報告
ご案内
11月22日南スーダンでのPKO(国連平和維持活動)派遣部隊350人中、先発隊約100人が、中部空港より出発しました。陸自第10師団が中心の第9次隊です。
南スーダンに駐留するPKO部隊参謀長自身が「政府軍も反政府軍も主力戦車や大砲、さらには戦闘ヘリなど、あらゆる兵器を使って戦闘を行っています。ですからこれは戦争です。内戦です」と言っているように、南スーダンは政府軍と反政府軍との武力衝突が繰り返される内戦状態にあります。日本の自衛隊PKO派遣条件を完全に逸脱しています。
中谷防衛相は「この部隊には新任務(駆けつけ警護など)は付与しない」と発言していますが、それは来年参院選後の派遣と新任務追加を狙っているということに他なりません。内戦状態の南スーダンで武器使用を前提とした「駆けつけ警護」などをすれば、死傷者がでるのは避けられません。
南スーダンPKOは「駆けつけ警護」どころか、派遣部隊を今すぐ撤退させるべきです。今回のアットフェでは、戦争と変わらないPKOの実態や、死傷者の発生を見越した防衛省の準備など戦争法の具体化に向けた日本政府の危険な動きを映像を交えて報告し議論します。
是非ご参加ください。
シリーズ PKO「駆けつけ警護」の危険(その一) 戦争協力をアピールして常任理事国入り狙う
シリーズ PKO「駆けつけ警護」の危険(その二) PKOの多国間訓練に自衛隊実働部隊が初参加
シリーズ PKO「駆けつけ警護」の危険(その三)装備と派遣部隊の性格が一変
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シリーズ PKO「駆けつけ警護」の危険(その六) 戦場での自衛官死傷者を想定した救護体制を検討
(ハンマー)