１０日に開かれた県原子力安全専門委員会が、県によって、首相の記者会見を引き出すための駆け引きに利用されていたとの報道が６／１４毎日新聞朝刊でされています。
委員会は「独立的、専門的な立場から、技術的な評価・検討を行い助言する」と定められ、「会議は委員長が招集する」としているにもかかわらず、開催日程は事務局の県原子力安全対策課が決めていました。
委員会が「独立・専門・技術的」などというのは全くのウソで、県の、つまるところ西川知事の原発推進のための道具、ロボット機関にすぎないことになります。
メディアでは、おおい町や福井県が再稼働容認をいつするかが取りざたされていますが、委員会の会議そのものとそれが出した「報告書」の信頼が崩壊したもとで、「安全性」の根拠は白紙撤回されたと考えるべきです。
［県原子力安全専門委員会の報告書］
http://www.atom.pref.fukui.jp/senmon/report2012.pdf
以下から、福井県（西川一誠知事）と県の安全専門委員会、おおい町へメッセージが送れます。是非お願いします。
http://www.jca.apc.org/mihama/ooi/fukui_mail1205/fukui_mail1205_form.htm
（ハンマー）
