籾井NHK新会長の「慰安婦」発言に抗議の声を送ろう!(大阪教育条例NO!)よりの転載です。
NHKの籾井勝人新会長が25日の就任会見でとんでもない暴言をはきました。
安倍政権の広報官になったかのような発言のオンパレードです。
昨年、橋下市長の「慰安婦」発言と全く同様の発言です。
昨年安倍政権は、NHK経営委員会委員に政権に近い人物を送り込んでいました。
小説家の百田尚樹氏、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏、海陽学園海陽中等教育学校長の中島尚正氏、日本たばこ産業(JT)顧問の本田勝彦氏。
そして昨年12月にこれらの経営委員が会長を籾井勝人氏を選んだのです。
今回の会長人事は安倍政権の意向を組んだものであることは明らかです。
籾井勝人新会長発言には政府与党、NHK内部からも動揺の声が上がっています。
籾井会長発言に抗議し、辞任を求める声を強めましょう。
そして、安倍政権の責任も追及しましょう。
■抗議先
NHKへのご意見・問い合わせ窓口
TEL 0570-066-066
FAX 03-5453-4000
メール http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
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■発言内容(朝日新聞による)
□日本軍「慰安婦」について
「戦争をしているどこの国にもあった」
「慰安婦そのものは、今のモラルでは悪い。だが、従軍慰安婦はそのときの現実としてあったこと。」
「会長の職はさておき、韓国は日本だけが強制連行をしたみたいなことを言うからややこしい。」
「お金をよこせ、補償しろと言っているわけだが、日韓条約ですべて解決していることをなぜ蒸し返すのか。おかしい。」
□安倍首相の靖国参拝について
「総理が信念で行かれたということで、それはそれでよろしい。いいの悪いのという立場にない。行かれたという事実だけ。」
□領土問題について
「日本の明確な領土ですから、これを国民にきちっと理解してもらう必要がある。今までの放送で十分かどうかは検証したい。」
「領土問題については、明確に日本の立場を主張するのは当然のこと。政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない。」
詳しくは朝日新聞webに発言要旨が出ています。
NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
http://www.asahi.com/articles/ASG1T5J3XG1TUCVL005.html
また、NHKのHPにも発言概要が掲載されています。
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/toptalk/kaichou.htm
(ハンマー)
慰安婦問題につきましては、女性蔑視であり、許せない発言です。男女平等度は2013年のランキングは136各国中105位であり、女子の高学歴化が進む現在において、とても残念なランキングです。
また政府の言ったことを右から左に流すだけなら、国営放送と同じで、中立な立場では全くありません。
NHKのトップとして相応しくない人物に、受信料を払う気持ちはなくなってきます。
NHKの他の職員が真面目に働いていても、会長の暴言により、NHKは世間から厳しい目で見られるようになってしまいます。
NHK会長はそれだけ責任のある地位なのです。
失言の責任をとって、辞任していただくのが最良です。