アンティーク好きにはたまらないほどコッツウォルズには
関連ショップが点在してます。 そして週1度はこの地方のどこかで
開かれるアンティークマーケット。
私も運良く目にすることが出来ました。
教会での開催も多いようです。
この地方はかつて毛織物産業で繁栄をきわめた面影の工芸品や宝石類...
そしてアーツアンドクラフト運動(注1)を主導したウイリアム・モリス
の影響も感じられるような 素敵な品々があります。
ちなみにアンティークと呼ばれる品は100年以前のものだそうです。
宝石店並の扱いで、白い手袋をしてガラスショウケースから取り出して
くれるお店もありました。絶対に買いそうもない客(私)相手に 説明する
店主はきっと自慢したいのだろうなと.....思うほどでした。
でもそれら品々の波乱に満ちた人生を想像するのも楽しいです。
「アンティーク」という言葉の持つ付加価値を改めて知りました。
(注1)産業革命後 大量生産でもたらされたデザイン性のない粗悪な
品々に対して「美しい工芸品で生活を豊かに。。」と警鐘を鳴らした運動。
これは食卓用のベビーチェアです。なんと優雅でしょう!
出来ることなら椅子一脚でも購入したい....後ろ髪引かれましたが
お目当ての銀製小スプーンを何本か買いました。(7£~)
上の穴あきはお砂糖を振りかけるもの。その横は携帯用摘み
スプーンはどれも10センチに満たない物ばかり...
デミカップの縁に沿わせ優雅に指で摘みながら回す仕草
が素敵なエリザベス女王のような御婦人に憧れて....
小さいスプーンが気になってしかたない私でした。
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コッツウォルズ地方・・・手つかずの自然や古い町並み
まさにその村そのものがアンティークでした・・・
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そして私も・・・ これからは自分自身を磨いて付加価値
あるアンティークな女性(!?)になろうと思いました。
The end
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