ブログ人 mnishii

mnishiiのhand made生活と旅行記録

近江の地・1日バスツアー

2016年06月17日 | 旅行記
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近江商人(オウミショウニン)の町 五箇荘を訪ねました。
以前より行ってみたいと思っていた この町です。
町並みは 整然としたお屋敷が連なり‥豊かさを感じながらも 決して華美でないことに惹かれました。

近江に本宅・本店を置き 他国へ行商をするというスタイルは 古くは鎌倉時代よりで 、受け継がれた商売の理念は、今でも この地の誇りになっています。

「買い手よし、売り手よし、世間よし」の三方良しの理念‥倹約して無駄をはぶく。町の中にもそんな箇所が見られます。

門の脇には表水路から引き入れた「川戸」と呼ばれる洗い場があります。

屋敷の「船板塀」使用済みの船板から再利用。。釘とかも出ていて、その痕跡ありです。

倉はさすがに 何処でも立派です。ちなみに これは「置き屋根形式」というもので、屋根と白壁に隙間があるのが特徴。一度倉として壁土で屋根部分まで作りあげてから、骨組みをして瓦ぶきするそうです。

「花筏ハナイカダ通り」と名がつく道をそぞろ歩き‥葉っぱの上に花の蕾が乗ってる様がまさしく筏という事でついた植物名です。

お昼は 琵琶湖でとれた鮎の塩焼きです!

お腹が満ち足りた後は、近江八幡水郷めぐりです。群生するヨシの中を‥ゆったりと手漕ぎぶねで廻ります。

遠くに見えるのは 安土山。。。かつての信長もこんな船に乗ったのかしら。。。
5月の終わりに ‥優しい風に吹かれながら楽しんだ1日でした。 和舟に揺られながら身を任せるその姿は。。。花筏になった気分に浸りました。





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コメント (1)
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