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枯れてもいないのに
イロハニホヘト
チリヌルヲ‥
そんな一節が思わず口に出た
散歩道の場面でした。
GWを待たずして散ってしまった花‥
雨風は時に惨い事をします。
枯れてもいないのに
花は無念な思いで
それでも 散ってなお
地面で咲きます。
その思いと美しさは十分に伝わりました。
そこからの数メール先で谷間に咲く
イロハもみじに出会いました。
プロペラの様な実の
ほんのり赤い可愛さが目を惹きます。
イロハ繋がりで
やっぱり口ずさんでしまいました。
色は匂えど 散りぬるを
我が世誰ぞ 常ならむ。。。
この諸行無常を伝えてやりたい
(彼の地の国主へ‥)
春の憂鬱を感じる昨今です。
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