仏壇

先日、妊娠をしたミャンマー人夫婦のアパートを訪ねた時のこと。

敬虔な仏教徒の彼ら、部屋の中に簡易な私的仏壇 （？） を設置していて。
近くに住むミャンマー人は、全員各部屋各スペースに私的仏壇設置。

ミャンマーは、日本の主流の大乗仏教とは異なる、上座部 （小乗） 仏教。
修行を積んだ者のみが救われるとかで、仏教徒全員が何らかの形でお寺で修行。

最初聞いた時は、強制的な義務なのか、はたまた国民皆僧制なのかと誤解。
けっして強制でも義務でもなく、皆自発的に僧になり修行を行うとのこと。

理念的には、全ての人が救われるとする大乗仏教の方が釈迦本来の考え方？
一方、仏の教えに忠実な上座部仏教徒の、瞳の澄んだ心優しいミャンマー人たち。

どうしても、大乗仏教 （日本） の 「今」 と上座部仏教 （ミャンマー） の 「今」 を比べてしまって・・・。