Lovely London

1996年から2000年まで過ごしたロンドンでの出来事を記録したものです。
2014年のパリとロンドン旅行も記載中

フランス夏旅行8日目:ナンシーNancyの街(1998/7/25)

1998-07-25 | 日常生活


 7月25日(土)、朝9時頃ノボテルを発つ。一路北へ。今日の宿泊地であるローンへは5時間ほど掛かる予想だが、今日も途中で寄り道をした。アールヌーボーの町ナンシーNancyである。町に入って駅の近くのホテルの地下に駐車して観光ポイントを探す。しばらく歩くとスタニスラス広場に出る。このには噴水や金の装飾がすばらしい鉄格子扉がある。中の公園にも古典様式の建物が多く残っている。広場の近くにあるエミール・ガレの作品が多く展示されているナンシー派美術館を探したがお昼のためか開いていない。よくガイドブックを見ると、ナンシー派美術館ではなく、ナンシー美術館の間違いだった。
 教会の近くにたくさんレストランがあったがどこもカフェの類なので、ちょっとはなれたこじんまりとしたレストランを選んだ。子供連れなので屋外の席を頼んだ。このレストランは当たりだった。ちょっと奮発して180FFの3コースを頼み、そのうち1つを2人の子供でシェアーする旨を伝えた。ところが前菜が4つ出てきた。これは4つオーダーが通ったのかと心配したが、この前菜が手の込んだもので、見た目にも美しく、味も抜群 だったので子供も喜んで食べ、これなら4つ頼んでも惜しく無いと判断しメインを待った。ところがまた前菜のような物が4つ出てきておや?と思ったがこれも非常に美味しく見事に平らげた。メインは私はフィレステーキで裕美はサーモン、子供たちはチキンが半分に分かれて出てきた。久々に舌にとろけるような柔らかいビーフを食べた。極めつけのデザートはミルフィーユ。パイの部分が柔らかくならないように自家製でクリームをサンドしている。クリームも甘すぎず油っこ過ぎず、バニラの粒が入っているのがうれしい。エスプレッソで締めくくって完了。これだけ料理の味に感動させてくれたのは、F枝さんの結婚式の葉山のレストラン以来だ。しかも、請求書は3人分のみ。これにも感動。満足満足。
 食に満足するとうれしくなるものだ。いい気分で近くの土産物やを除く。勢いでキノコ型のランプを買ってしまう。車にもどりナンシー派美術館に向かう。ところが近くに行けどもなかなか美術館が見つからない。何の看板もないからだ。やっと見つけたが駐車スペースがない。仕方なく門の前に止め、加奈子も寝ているので、交代で美術館で入ることにした。美術館はなかなかよかった。中でも生きている木で囲まれた森の中に居るような錯覚を思わせるシャンデリアやベッドがある部屋は、奇妙な美しさを教えてくれる。その影響で(裕美は)ガレの模作の赤茶のガラス細工が欲しくなり、先の土産物に戻ったが、ちょと軽すぎる?ので止めた。
 もう4時半にもなってしまった。あわててランスReimsを目指し、北に進路を取る。ランスまでは高速だが、そこから細い道を30分走って山間(ゴルフコースおよび大きな湖の隣)のホテルに到着した。
 

  スタニスラス広場   ナンシー派美術館
  ホテルのプール
   向こう側は湖


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