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右手奥にはMacがあります。 | 大好きなMrs. Dwyer先生と |
2月22日(土曜日)、元情報研(現在法営本SS部)の田中君がロンドンに出張して来たので自宅に招待しました。
実は、彼は2月24日付けで法人営業本部国際本部兼務に発令され、今回は事前調査のために出張して来たのです。
まさか田中君がロンドンに赴任するとは、私も驚きましたが、本人もそれ以上に驚いていました。
早速、彼は不動産屋とコンタクトを取り、22日の午前中に4件ほど家を見てきたようです。
午後は、もう一人の赴任予定者の和泉氏と一緒に、日本人スーパーマーケットのYaohanで昼食(飲茶)を食べ、値段調査のため本屋とスーパーを徘徊してきました。その後、日本人相手のカーディーラであるJEMに中古車を見に行きました。和泉氏はそこに展示されている白のBMW318(£10900)がえらく気に入ってしまったようです。田中君は、保険料とか数年経った場合の下取り値など細かく聞いていました。
田中君は5時頃来て、夕食しながら昔話はロンドンの生活をさかなにビール、ワイン、日本酒を飲み9時半頃ホテルに戻りました。
加奈子は最初、滅多にない人見知りで、田中氏を見ると泣きべそをかいていましたが、徐々に慣れてくると、抱っこされても泣かなくなりました。
日曜日の朝10:30から、近所の公園で、日本人の子供を集めてサッカー教室?を開いていると聞いたので息子2人を連れて行ってみることにしました。イギリスの子供は授業で体を動かすことが少ないためにはじめられたそうですが、3才から上は7,8才の子供が15人ぐらい集まっていました。
子供を適当に2グループにわけ大人4人が混ざっていきなり試合です。敦史もその中に入って走り回っていましたがそのうち寒いと言って、車に入って戻ってきました。皓介はあまりボールに執着心がないようで、走ったり側の子と冗談をいってはしゃいでいる時間のほうが長かったように見えます。でも途中雨が降ってきても、皓介は帽子も被らずゲームを続けており、それなりに楽しんでいたようです。
公園は芝なのですが、靴やズボンは泥だらけになってしまうのが唯一の問題です。
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土曜日(2月15日)はこの時期のイギリスにしては珍しく、太陽が燦々とまぶしいくらいの良い天気です。
庭の片隅には、もう名も知らぬ小さな花々が咲き始めています。

風もないので、庭の奥に堆く積もっている落ち葉や木々を燃やしてたき火をすることにしました。
先週から天気が良かったらたき火をしようと、皓介と約束をしていたのです。
イギリスでは自宅でたき火をして良いかどうかちょっと心配でしたが、奥の小屋(昔は温室だった)に80cm四方の鉄の器を見つけてその中で燃やすことにしました。
一端火が燃え始めると、火が消えないように次々と薪をくべなければなりません。落ち葉は湿って腐っているので燃やせないことがわかり、小屋から昔の建材を引っ張りだしたりして燃やしました。息子たちは煙が目に入って痛いのにも関わらず、火の怖さを知らないのかドンドン薪を放り投げて、楽しんでいました。
途中、サツマイモの代わりにジャガイモをホイルでくるんでたき火の中に入れました。火が強すぎてジャガイモは真っ黒に。それでも、息子たちはスプーンで中のほうを掘って、美味しいといって食べていました。
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左後ろが元温室(その横に鳥小屋まである) | 真っ黒になったジャガイモ |
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幼稚園では誕生日に、おやつの時間にみんなで親が届けたお菓子を食べてを祝ってくれる風習があります。金曜日にキャンディと共にチョコレートケーキを差し入れたら、先生からケーキは切るのが大変だからと断られてしまいました。
8日(土曜日)の朝は、そのケーキの上に3本のろうそくをつけて誕生パーティを開催しました。
ケーキはチョコレートをふんだんに使った3層構造で、一口食べて甘さにビックリ!天井のチョコレートには砂糖をまぶしてあるらしく変な舌触り。対照的にスポンジの部分はちょっと塩辛い。全体的にチョコレートで作ったぜんざいみたいな味で、あれほど甘党の裕美は甘さが異常だ!と一口食べただけ。敦史も自分の分を半分食べて終わりでした。いまでもまだ、3分に2が残っています。
8日の午後は、敦史の誕生日プレゼントを買いにピカデリーサーカスまで、家族全員で出かけました。家族で地下鉄でロンドンに出かけるのは、これがやっと2度目です。電車、バスの移動を考えて、ベビーカーは止めて加奈子は抱っこにしました。
親の都合で三越とそごう、さらにはフォートナム&メイソンを回った後に、お昼はわりと人気のそごうレストランで寿司を4人前食べて、Hamleysというロンドン一のおもちゃ屋に行きました。
皓介は4月から(今までは英語がだめなので1学級下のクラスにいた)1つ上のクラスに上がれるご褒美として顕微鏡を買いましたが、敦史は各階(5階まである)でいろいろ目移りしてしまい、なかなか決まりせん。ヨーロッパ随一のおもちゃやにしてはあまり興味深いおもちゃはありません。各階をうろうろして結局、ラジコン4WDになりました。帰りの途中で敦史は寝てしまうし、非常に疲れました。
家に帰ってがっかりした(と言うより憤慨した)ことは、顕微鏡の出来の悪さです。対物レンズが3種類かえられて倍率が1000倍という本格的なものなのに、ピント合わせ時に軸がずれてしまい見たいところが見えなくなってしまう、台座とのネジが柔で角度がしっかり固定できない ことです。日本だったら、即返品なのに! と思っても後の祭り。皓介が気に入っていればそれでいいか。
敦史のラジコンは前後にウィリー走行ができて、まあ良くできていて、敦史もご機嫌です。
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2月2日、朝6時20分頃、車の防犯アラームのけたたましい音で目が覚めた私は、飛び起きて寝室の窓から自分の車かどうが確認すると、「すわ、何事か!」と階段を駆け下りました。
玄関のまどから未だ暗い外に誰もいないことを確認して(変質者だと怖いですから)外に出たところ、愛車BMWの助手席のガラスが粉々に割られていました。アラームが鳴って直ぐ駆けつけたので、「窓ガラスだけで済んだか」と思い車内を除くと、CDカセットデッキが丸ごと外し取られ、配線だけが無惨な姿でぶら下がっていました。しばし呆然自失の私。
同僚の田中君の例(彼も先週、窓ガラスを割られ、CDカセットデッキとCDチェンジャを取られた)もあるので、トランクルームを確認するとCDチェンジャは無事でした。
でも、窓ガラスを割られればその衝撃でアラームが鳴るはずで、まさか1、2分でCDデッキを取るなんてそんなことはできないだろう。鍵をかける(自動的にアラームがセットされる)のを忘れたのかと思い運転席の横を見るとアラームセットの赤ランプが点滅している。犯人はどうやって作業を遂行したのだろうか?
そこに、出てきた女房が状況を見て「アンビリーバブル!許せない!」と一言。
家に入って、警察(999)に電話。しかし、このようなトラブルはイギリスでは日常茶飯事だと聞いており、現場検証にやってきたのは1時間後でした。2人の警官は被害の内容を聞いて5分位で帰って行きました。(我が家に取っては一大事なのに・・・・)
次は窓ガラスを修理してもらうために、保険会社に電話(気が動転していた私は英語理解不可能状態に陥り挙げ句の果てに電話を切られる、気を取り直して再度電話)をしてAUTOGLASSという修理会社を教えてもらい、また修理依頼の電話。2時間後に自宅に行くとのこと。このイギリスにおいてなんと迅速な対応だろうと驚いてしましました。
ガラスの修理は20分ほどで済みましたが、24時間サービスの彼らの仕事はとても忙しいそうです。修理の最中に3件となり奥さんが、「私の車も窓ガラスとCDカセットデッキのフロント部分(英国のカセットデッキは盗難予防のためにフロント部分が脱着可能なようになっている。その奥さんも私も外していなかった)をやられた。」とやって来て、修理屋に次は自分の所に来るよう依頼していました。
イギリスに来て初めての災難の遭遇ですが、家族に危害を加えられた訳では無かったのが不幸中の幸いでしょうか。これを教訓に安全管理に対して気を引き締めなければならないと痛感した出来事でした。
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