99年4月10日(土)、1泊2日でワイト島に行って来ました。 朝6時半に家を出て、M3を南下しポーツマスに着き、その場でフェリーのチケット(£55)を購入し、 40分の航海のでワイト島のFishbourneに着いたのは、9時でした。
まずはニューポート(Newport)をめざしました。ところが時間が早すぎてどこも開いておらずしかたなくスーパで時間調整。
最初に訪ねたのは、カリスブルック城(Carisbrooke Castle)。昔の要塞のようで大砲がたくさん並んでいます。石づくりの城は外側の部分だけが残っており、その石垣をぐるっと回ってみました。11時には、100mも下の井戸の水を汲み上げるために、ロバを歩かせて桶の綱を巻き取る実演を見ました。資料館をみて退出。そのころから少し雨が降ってきました。
車は雨の中東に走り、ついたのはサンダウン(Sandown)で、東の海岸なのに落陽?とはと考えたら綴りが違っていました。ここはリゾート地ぽかったけれど、人も少なく店の大半も閉まっており、寂しい風景がありました。夏にはきっと海水浴場としてにぎやかになるのでしょう。
次にコッツオールズに似た茅葺きの町並みがあるシャンクリン(Shanklin)で駐車。といっても4,5件の古めかしい家が国道沿いに並んでいるだけです。その中の1のレストランに入ってお昼を取ることにしました。しゃれたシーフードレストランでもとは思いましたが、そんなレストランは全然見かけません。結局食べたのもサンドイッチやジャケットポテト。Prawnサラダをたのみましたが特に美味しいものでもない。
その後、ワイト島の1つのメインでもあるBlackgeng Chine Fantasy Theme Parkに乗り込みました。「ミニ・ディズニーランド」と聞いた人は「ちょっとね」と思うでしょう。でも初っぱなの乗り物は、ウォータスライダ、120cm以上は1人で乗れるので、皓介は1人で、敦史は私と2人でチャレンジ。ボートに乗っていたが途中でお尻が軽くなったと思ったら加速度がついて2,3秒で水しぶきが一気に顔に降りかかってきてビックリ。一人で乗っていた皓介はそれほど濡れなかったものの、よほど怖かったと見えて二度と乗りたいとは言いませんでした。もちろん敦史も。
ここのテーマパークは大がかりな乗り物はないけれど、6才ぐらいの子供が楽しめるお城や乗り物がちょこちょことあってそれなりに楽しめました。親はぐったりだったけど・・・・。5時近くになったので、そこから5分走ったところにあるBlackgeng Chineに予約していたThe Clarendon Hotelにチェックインしました。ここのホテルは、1階に100種類以上のウィスキーの銘柄があることで有名はパブがあります。加えて、パブの中にはにはPaly Groundがあり、そこでは無料で子供を預かってくれるので、親は堂々とパブでビールを買って、庭で飲むことができます。部屋も3階の屋根裏部屋見たいなところだったけど2ベッドで親子5人が楽々泊まれる広さでした。
翌11日は、朝食を食べて9時にチェックアウト。すこしハイキングすることに決め、ホテルの裏庭に車をとめて、海沿いをめざして歩き始めました。左は海に真っ逆さまに落ちる断崖絶壁。黄色い菜の花畑の先には白い石灰岩の壁と青い海と空。見渡す限りの自然。でも敦史の目に蠅が入ったりのトラブルがあったり、風が寒くて、途中でUターンしてしまいました。
南西の海岸線の道路は島一番のドライブコース、西の先端のThe Needlesまで走りました。Needlesにはどうしてか遊園地があり、渋々子供達を遊ばせ、その後リフトには乗らずに階段を使って海岸まで下りて行きました。皓介は色砂の灯台を苦労して完成。2時頃にはそこを出ました。
そこから2時間ぐらい走って、最後の観光地、オズボーンハウス(Osborne House)、ここはビクトリア女王が少女のころ何度も訪れた場所でとても整備されたりっぱな宮殿です。離れにはSwiss Cottage という場所があって、ここは女王の子供達のための子供館がありました。
いろいろな思い出を残しながら、6時のフェリーに乗ってロンドンに向かいました。

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朝8時ごろのフェリー乗り場は空いています。
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外は結構寒い。
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ファービ人形で遊んでいます
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カリスブルック城の砲台
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ロバによる水くみ
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茅葺きのレストラン
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怖かったウォータスライダ
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宿泊したホテル
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託児所あり
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翌朝のハイキング
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南西の海岸
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先端がNeedles
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