9月27日(土)、少し肌寒い日だったけど、もうすぐあの暗い季節が近づいていることを思うと、積極的に郊外にでなければという気持ちになってしまう。
くるまやオートでMOTと整備を終えて戻ってきたBMWは、4輪とも違ったメーカのタイヤが着いているが、それはイギリスでは当たり前のことと割り切って、換えたばかりのセルモータに活を入れて車を発進させた。
目指すはオープン・エアー・ミュージアム。M25高速道路の17番(日産販売統括本部がここにある)から車で10分位の所にある。ここは以前、皓介が学校の遠足で遊びに来たことろ。50~100年ぐらい前の、農家や教会、鍛冶屋、納屋などが広い敷地内に点在している。30年ぐらい前の洗濯機があったり、昔の台所、お風呂場など当時の田舎の生活を伺い知ることができる。
でも、懐かしさを感じないのはやはりここがイギリスだからか。岐阜、白川郷の茅葺き屋根の家とは対照的である。
ハムサンド、チーズサンドの食事をしたりして2時間ぐらいでここを出て、次に寄ったのは、モデル・ビレッジ。先のミュージアムもそうだがこのモデルビレッジも地球の歩き方などのガイドブックを見て探した訳ではなく、道路地図帳に載っている観光ポイントマークから探し出したものだ。だから、いったいどのような所なのかは、開けてからのお楽しみだった。
モデル・ビレッジは、イギリスで最初にできたミニチュアの建物を集めた公園だ。開設は1904年(だったかな)というからすごい。またその時からの総入場者数を掲示してあり、2億数千人だったかな?
公園の中はミニチュアの家・家・家。いろんな家があるけれどどれもがイギリス風の家ばっかり。春に行ったレゴランドと違って全世界の珍しい建物を展示しているわけでも、それがレゴで出来ている訳でもないのが今一つ面白味に欠ける。でも子供は公園全体に走り回る何台ものミニチュアの模型列車を見て喜んでいた。これだけミニチュア建物を眺めていると、自分はガリバーかウルトラマンにでもなった気持ちになってきた。
オープン・エアー・ミュージアム
モデル・ビレッジ