福音には、神の義が啓示されていますが、
それは、初めから終わりまで
信仰を通して実現されるのです。
「正しい者は信仰によって生きる」
と書いてあるとおりです。
「ローマの信徒への手紙」/ 1章 17節
新約聖書 新共同訳
私たちが死ぬ時に天国に入るための資格として
キリストは一つの条件をお示しになりました。
その条件とは、あなたも私も、すべての人が
(それがクリスチャンであるなしに関係していません。
人はみな神の愛によって似姿として
創られているのですから…)
神のみ前に立った時、
私たちは生きている間に、
貧しい人々に対して、
どのように振る舞ったかということです…
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)
※アメリカ1セントのコイン(リンカーン大統領)
“IN GOD WE TRUST”と描かれている。

▲http://fujitaku.typepad.jp/blog/2010/12/


▲ IN GOD WE TRUST (我、神を信ずる)
アメリカ1ドル紙幣札より
この国の良心は何処に行くのか......
★オバマ氏と宗教/脅かされる「信教の自由」
◆世界日報日本語版 2013年8月21日
オバマ米大統領が免税審査の厳格化という形で同性婚に反対した牧師を標的に“報復”措置を行ったことで、米国の建国の理念である「信教の自由」を脅かしたとして批判されている。当然のことだ。自由陣営の指導国家である米政治の混乱は同盟国の日本としても遺憾だ。
▼同性愛者の権利を尊重
米民主党は同性愛者の権利擁護などリベラルな政策を志向する。オバマ大統領の今回の措置はそのような背景から行われたものだ。
オバマ大統領は2期目の就任演説で「ゲイ(同性愛者)の兄弟姉妹が法の下で平等に扱われるまで、我々の旅は終わらない」と述べた。同性愛者の権利を黒人や女性の権利と同じように尊重すべきだと考えている。
そこで問題となるのは、人間の価値を何によって決めるかだ。保守派は「聖書」をよりどころとする。これに対して、リベラル派は連邦政府に価値の決定権を与えようとする。
しかし、これでは「政府が神に取って代わった」と批判されても仕方がないだろう。それに加えて「何が善か悪か」を世俗が決めるとすれば、善悪の基準はその時の政権や時代背景によって変化し、価値の相対化につながる。ひいてはニヒリズムを招こう。
人間を超えた存在を認めることを前提としてこそ、人間の価値は決まる。米国の保守派が聖書を価値判断の基準とするのは、聖書が時の政権や時代的潮流に左右されないと考えられているからだ。
米国の保守派女性活動家の一人は「オバマ大統領は宗教を公の場から排除し、米国を完全な世俗国家に変えようとしている」と批判している。
彼女によると、オバマ大統領は信教の自由を「礼拝の自由」に狭め、教会の壁の内側に閉じ込めようとしている。「米国民は教会で扉を閉めて祈りを捧げても構わないが、公の場で宗教活動をするのは認められない」という考え方だ。
オバマ大統領を含めた米国のリベラル派は「ヒューマニズム」の信仰者だ。人間を至高の存在とし、人間の持てるもののすべてを肯定する。しかし、保守派は人間を被造物であると考え、その心を「善と悪の戦場」と見なす。そして自由が尊いのは、人間が被造物の中で善か悪かの選択を許された唯一の存在だからだとする。
日米同盟の信頼性は、米国が信仰心が厚く、誓約を守る国であることから来ている。日本は同盟国として、このことを理解しなければならない。だが、オバマ大統領によって米国の世俗的傾向が強まるのであれば、その対外政策はマキャベリズム的な合従連衡となろう。
▼「宗教排除」は極めて遺憾
価値観の混乱は米国の弱体化を招くことになる。オバマ大統領は2009年にカトリック系のジョージタウン大学で演説した際、壇上にあったキリストを象徴する文字を隠させたほか、1776年の独立宣言から「創造主」の言葉を省いて引用したという。
米国の強さの根源に信仰心の厚さがあることを考えると、極めて遺憾な動きだと言える。

▲『神の国アメリカの論理』上坂昇
★オバマ大統領:失地回復に躍起…政権スキャンダル次々
◆毎日新聞 2013年05月16日 12時32分
(最終更新 05月16日 13時30分)
【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領は15日、米内国歳入庁(IRS)が保守系団体を抽出して免税措置の審査を厳格化していた問題について緊急記者会見を開き、ミラーIRS長官代行の辞任や新たな再発防止策を導入することなどを発表した。オバマ政権はスキャンダルが続いており、人事刷新など矢継ぎ早の対応で政権へのダメージを最小限にとどめたい考えだ。
大統領は会見で、IRSの行為について「許し難いことだ。米国人は怒る権利がある。私は怒っている」と強調。信頼回復への一歩として、IRSを所管するルー財務長官がミラー氏に辞任を求め、ミラー氏も辞任を受け入れたことを明らかにした。ミラー氏については、野党の共和党から辞任を求める声が出ていた。
また、「今回のような行為を再び起こせないようにするための新たなセーフガードを導入する」とし、「議会と手を取り合って問題解決に取り組む」と語った。
この問題を巡っては、米連邦捜査局(FBI)が司法省と協力し、IRSの活動に法律違反がなかったかどうか捜査を始めている。IRSが保守系団体を標的に審査を厳格化していた時期は、オバマ大統領が大統領選での再選に向けて保守系団体を支持基盤とする共和党と激しい選挙戦を繰り広げていた時期にあたり、共和党は政権批判を強めている。
オバマ政権はこのほかにも、司法省がAP通信の記者らの通話記録を極秘に入手していた問題や、昨年9月にリビア東部ベンガジの米領事館が武装集団に襲撃された事件に関して政権が情報を隠していたのではないかとされる疑惑を巡り、共和党から厳しい追及を受けている。
◆ユダの手紙 7節 新約聖書 新共同訳
ソドムやゴモラ、
またその周辺の町は、
この天使たちと同じく、
みだらな行いにふけり、
不自然な肉の欲の満足を追い求めたので、
永遠の火の刑罰を受け、見せしめにされています。