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父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが、初めから存在なさる方を
知っているからである。
若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。
子供たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが御父を知っているからである。
父たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが、初めから存在なさる方を
知っているからである。
若者たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
あなたがたが強く、
神の言葉があなたがたの内にいつもあり、
あなたがたが悪い者に打ち勝ったからである。
「ヨハネの手紙一」 / 2章 13.14節
新約聖書 新共同訳
愛は身近な人―家族―を気づかうところに始まります。
私たちの夫、妻、子供たち、または親たちが、
一緒に住んでいながら、
十分に愛されていないと感じ、
孤独な生活をしているのではないかと
反省してみましょう。
そのことに気づいているのでしょうか?。
年老いた人々は今日、どこにいるのでしょう?
介護施設(あればの話ですが)の中です。
なぜ?
それは彼らが邪魔だから、
厄介者だから、そして……。
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)
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▲集まった人々に手を振るフランシスコ・ローマ法王
=ブラジル・リオデジャネイロで
2013年7月22日、AP
★ローマ法王:清貧の姿勢、ブラジルの若者も好意的
- 毎日jp(毎日新聞)
◆毎日新聞 2013年07月23日 18時12分
(最終更新 07月23日 19時08分)
【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】
南米アルゼンチン出身のフランシスコ・ローマ法王による1週間のブラジル訪問が22日、スタートした。ブラジルでは6月にバス料金の値上げをきっかけに汚職糾弾の反政府デモが全国に広がった。だが、法王ブラジル到着日のデモは散発的で、「貧者の教会」をモットーに掲げる法王の清貧の姿勢が、キリスト教カトリックの信徒でない若者にも好意的に受け止められているようだ。
反政府デモに参加したリオデジャネイロ州立大学生のラファエル・オリベイラ・デナダリさん(26)。「政府はサッカー・ワールドカップ(W杯)は誘致するが、病院や学校に投資していない」と憤る。デナダリさん自身はモルモン教徒(末日聖徒イエス・キリスト教会の会員)だが、「病院訪問を計画するなど私たちに範を示している」と法王の弱者救済姿勢には好意的だ。
一方、法王到着直後の22日夕、デモに駆け付けたリオ連邦大学生のブレノ・ボテリョ・リベイロさん(23)は「デモ隊には法王の言動を好ましく思っていない人々もいる。私は宗教を組織化して、人々をコントロールしようとするカトリック教会の階級制に反対だ」と打ち明ける。
法王への熱烈歓迎ムードに沸くカトリック側はおおむね反政府デモに理解を示す。ブラジル南部パラナ州の大学生、ナタリア・コルシさん(20)は「カトリック教徒の若者が(社会の)『変革』を望む気持ちは反政府デモに参加した人と同じだ」と語る。AP通信によると、ブラジル司教協議会は6月下旬、非暴力を条件に「デモに対する連帯と支持」を表明した。こうした教会の姿勢を踏まえ、フランシスコ法王もブラジル訪問にあたり若者の社会参加を促している。
カトリック教徒約12億人の4割強が集中する中南米諸国の中でもブラジルは1億数千万人のカトリック教徒を擁する世界最大のカトリック国。だが、近年、歌や踊りで若者を引き付けているプロテスタント系に信者が流れる傾向が続き、これまで以上に、若者の声に耳を傾ける重要性が高まっている。
毎日新聞 2013年07月23日 18時12分(最終更新 07月23日 19時08分)
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▲変わるカトリック教会。
ブラジルではプロテスタントに対抗して
現代マーケティング手法を導入.....
( カトリック教会のフランシスコ新法王が就任して4カ月が経過した。性的虐待問題やマネーロンダリングなどスキャンダルに揺れていたカトリック教会は、初の中南米生まれで、かつイエズス会出身という異例ずくしの人物を新法王に選出し、新しい体制を構築している。
カトリック教徒は世界に12億人いるといわれているが、中南米の信者は全体の4割を占めている。このうちブラジルの信者数は1億2000万人に達するといわれ、1国としては最大の信者数となっている。欧州での信者数は減少していることを考えると、中南米出身の法王が選出されたことは自然の流れといってよい。
だが世界最大のカトリック国であるブラジルでも、実はカトリック信者の割合は急激に減少している。1980年には90%を超えていたカトリック信者の割合は現在では60%に低下した。その主な原因は福音派と呼ばれるプロテスタントの躍進である。
福音派はプロテスタントの保守派で、米国でも近年急速に勢力を伸ばしている。教義は保守的だが、信者獲得の手法は現代的だ。ロックやポップスのコンサートを開いたり、カリスマ的な牧師のDVDを販売するなど、現在的なマーケティング手法を駆使している。米国の音楽業界ではクリスチャン・シンガーという分野はひとつの大きなカテゴリーを形成しており、ビジネスとしても大きな存在だ。ブラジルの福音派も同様の手法を導入しており、各地で大規模なロック・コンサートを開催し、急激に信者数を伸ばしてきた。
カトリック教会も最近ではこうした手法を取り入れ始めており、ブラジルでは人気歌手のコンサートを企画したり、自ら歌う神父も登場している。マルセロ・ロッシ神父はその中でももっとも有名な神父のひとりで、神父のミサには1万人以上が詰めかけ会場に入れない人も出ているという。)
http://news.kyokasho.biz/archives/15050
★「若者は未来呼び込む窓」 ローマ法王、リオに到着
◆日本経済新聞 2013年7月23日
ローマ法王フランシスコは22日、カトリックの若者の祭典「世界青年の日」出席のためブラジル・リオデジャネイロに到着した。市内の州知事公邸で開かれた歓迎式典で、法王は「若者たちは世界に未来を呼び込む窓のような存在。明日を担う素晴らしい可能性を目覚めさせなければならない」とあいさつした。
ブラジルのルセフ大統領ら関係者を前に、アルゼンチン出身の法王は「神のご意志により、法王としての最初の外遊で愛する中南米に戻ることになった」と喜びを語った。
これに先立ち、法王はルセフ大統領と会談。バチカン報道官によると、大統領は訪問がブラジルの信者にとって大きな刺激となることを願うと法王に伝えた。
一方、リオ市内では22日夜、同性愛を認めないカトリック教会や政治家の汚職に抗議するデモがあり、一部が過激化し治安部隊と衝突。法王が24日に訪問するサンパウロ州の大聖堂の駐車場トイレでは、小型爆弾が見つかった。
法王は28日までの滞在中、スラム街を訪問したり、有名観光地のコパカバーナ海岸で若者たちと交流したりする。世界青年の日の最終日となる28日のミサには150万人の参列が予想されている。
(リオデジャネイロ=共同)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/80/00bdd4fbbb6fca4dfb35731555531575.jpg)