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御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。
「ヨハネによる福音書」 / 3章 35節
新約聖書 新共同訳
神様から愛される条件は、
多くの人を愛すること、
人のために自らを犠牲にすること、
誰よりも多く苦労することです。
そして、
神様に代わって働く人を
最も愛されるのです。
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▲この夏の参議院選挙で落選した、
岡崎トミ子 元 内閣特命担当大臣
国家公安委員長、消費者、少子化相。
(宮城県選挙区)
※写真は2003年2月12日、
ソウルの駐韓日本大使館前で、
韓国の慰安婦支援団体主催の
反日デモに参加している様子。
売国奴に厳しい審判が下された。
★議員引退の川口氏の訪中と鳩山氏の訪中、何が違うのか
◆産経新聞2013年7月7日 12:00
【名言か迷言か】
※アホ首相
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▲鳩山由紀夫元首相(三尾郁恵撮影)
「日本の恥」「バカたれ」「アホ首相」
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する中国に同調した鳩山由紀夫元首相。本紙に寄せられた読者の声を抜粋したところ、こんな怒りの言葉が並んだ。
さらには、「売国的言動は徹底的に糾弾を」「何とか口を閉じさせる方法はないか」との“対処法”の提案までいただいた。やや厳しい言葉だが、中国に利用され、日本の国益を損なう行為だけに、もっともな指摘だ。
すでに引退したとはいえ、「元首相」の肩書は永遠に残る。高い支持率に支えられ、中国に一貫した姿勢で臨む安倍晋三首相が政権につき、中国にしてみれば、鳩山氏は願ってもない支援者に映るだろう。
国家の最高機密を知りえる立場にいた元首相が「(尖閣は)中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」といえば、第三者に「いまの日本政府が主張しているのは本当はおかしいのではないか」とあらぬ疑念を持たれかねない。国内にも誤ったメッセージになりかねない。
「鳩山元首相のように完全に勘違いされている方が出ないようにしたい」
領土をめぐる国内啓発や対外発信を担う山本一太海洋政策・領土問題担当相は、こう言ってのけた。
鳩山氏の発言に怒ったり、あきれたりするのは山本氏だけではない。少々長いが、例示してみる。
まずは政府・与党から。
菅義偉官房長官「発言を聞いて絶句した。『開いた口がふさがらない』という言葉があるが、まさにこのようなことだ。鳩山氏についてはこれまでも無責任な発言で政治の混乱を招いてきた。改めてわが国の首相を務めた人が、このようにわが国領土の主権を揺るがすような発言をすることは、国益を著しく損なうことであって断じて許すことができない。国民の思いもきっとそうだろう」
これを聞いた鳩山氏。「もっと勉強していただきたい」と反論。これを聞かされた菅氏は「昨日、『開いた口がふさがらない』と言ったが、まだ昨日のような状況だ。開いたままだ」。
岸田文雄外相「わが国として断じて受け入れることはできない。首相を務めた方がこうした発言をするのは国益を著しく損なう」
小泉進次郎自民党青年局長「一体どこの国の味方なのか」
他の野党からは…。
石原慎太郎日本維新の会共同代表「鳩山みたいなバカな政治家が『日本があの島を盗んだといわれても仕方ない』と。何の権利であんなこと言うんだ。ほんとに理解に苦しむ」
民主党からも…。
海江田万里民主党代表「もちろん民主党の考え方ではない。民主党は尖閣諸島は日本の固有の領土だという立場だから大きく異なる。民主党を離れて一人の民間人だが、首相を経験した立場もある。よくわきまえた発言をお願いしたい」
細野豪志民主党幹事長「きわめて不適切な発言だ。わが党の見解とも大きく異なる。鳩山氏は今は民間人だが、元首相は極めて重い立場だ。常に慎重な発言をしていただきたい。猛省を促す必要がある」
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※参議院選挙で大敗。辞任した民主党の細野豪志幹事長。
(写真は都議会議員選挙の敗北時の様子)
「猛省を促す」とは、もはや元首相、元代表に対する敬意すら感じられない。
これほど強いバッシングを受ける元議員も珍しい。「マスコミが取り上げるから、本人もいい気になっちゃうんだよ…」(政府関係者)との声も聞く。
とはいえ、鳩山氏が「猛省」するとは思えない。鳩山氏には明らかにこうした癖がある。
首相在任中には、できる見込みもなく米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の「県外移設」を掲げ、日米関係、沖縄との関係をこじらせた。その上オバマ米大統領に「トラスト・ミー(私を信じてほしい)」と伝達。事態を打開できず、日米同盟を空洞化させた。太平洋進出を図る中国にしてみれば、この上なくありがたい話だったに違いない。
引退後の今年1月には北京で中国要人と会合した際、尖閣諸島を日中間の「係争地」との持論を伝えたことを自ら記者団に明かした。
これに小野寺五典防衛相は「中国はこれで係争があると世界に宣伝し国際世論を作られてしまう。頭の中に『国賊』という言葉がよぎった」と怒りを隠さなかった。
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一方で、中国に対し国益を守るため毅然(きぜん)とした態度を示しながら、職を追い払われた議員もいる。
今回の参院選で引退する川口順子(よりこ)元外相だ。今年5月、参院環境委員長のポストを野党の横暴で解任された。
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※川口順子(よりこ) 元外務大臣
野党側の解任理由は訪中した際に急遽(きゅうきょ)セットされた楊潔チ国務委員(外交担当)が出席する会合に出席するため滞在を延長し、環境委が流会したためだ。
話は4月にさかのぼる。川口氏は4月23日、アジア各国の外相経験者らの「アジア平和・和解評議会」メンバーの一員として北京入りした。参院環境委出席のため24日中に帰国するつもりだった。
だが、24日になって急遽、評議会と楊氏との会談が25日に設定され、自民党参院国会対策委員会に会談出席のため渡航期間の延長を訴えた。脇雅史参院国対委員長も「会談に出席するのは『国益』にかなっている」と応じた。
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川口氏が出席しなければ、中国側は尖閣諸島の領有権について事実をねじ曲げ、他の参加者に間違った認識を与える危険があった。一方的に中国の主張を刷り込まれてしまう危険があったのだ。
ところが、野党は「前代未聞の国会軽視」と批判し、環境委は流会。川口氏は楊氏らとの会談に臨み、帰国した。川口氏は理由を説明し謝罪したが、野党は川口氏の解任決議案を参院に提出し、5月9日の参院本会議で可決した。
川口氏は当時、「帰れば中国側にいろんなメッセージを送ることになり、国益を守れない」と振り返っていた。中国にしてみれば、鳩山氏と違ってうっとうしい存在だったであろう。
川口氏は通産省出身。退官後、民間人として環境相、外相を務め、平成17年の参院神奈川補選で初当選、現在2期目。
こうした議員が引退するのはさびしく、残念なことだ。同じ中国を相手にしたことだが、国益のため真っ正面から挑んだ議員がいたこともきちんと記憶にとどめておきたい。(峯匡孝)
※楊潔チの「チ」は、簾の广を厂に、兼を虎に
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