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ユダヤ人にも、ギリシア人にも、
神の教会にも、あなたがたは人を
惑わす原因にならないようにしなさい。
「コリントの信徒への手紙一」/ 10章 32節
新約聖書 新共同訳
愛はまず家庭から始まるのです。
愛は家庭に住まうものです。
こどもたちは
家庭のなかに愛やほほえみを
見つけることができません。
こどもたちはさびしすぎるのです。
外へ
さがし求めにゆくのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『愛のことば』より)
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★バチカン、家族・結婚の諸問題を議論
法王は改革支持
◆:AFPBB News 2014年10月6日
【10月6日 AFP】ローマ法王庁(バチカン)で5日、ローマ・カトリック教会の家族に関する教義を見直す「世界代表司教会議」の臨時総会が始まった。フランシスコ(Francis)法王は開幕ミサで、結婚や離婚、同居カップルといった問題に対するカトリック教会の立場の改革を支持する強力なメッセージを発した。
200人近くの上級聖職者が出席する同総会で、フランシスコ法王は、これら問題についての教会の現在の教えと、数千万人の信者の現実の生活とが大きく乖離(かいり)していると指摘し、対策の必要性を示唆した。
2週間にわたり続く非公開の同総会では、離婚して再婚した信者に対する聖体拝領の許可の是非など、神学上の難問が討議され、教会内の保守派と改革派との攻防が展開される見込み。同性カップル間の子どもに対する洗礼の是非なども、討議の課題の一つとなるもようだ。ただ、同性婚や避妊などの問題については、容認の方向には動かないとの見方が強い。
法王は開幕ミサで、マタイ(Matthew)による福音書の「邪悪な牧師は自分では指一本動かすことなく、耐え難い重荷を他人に負わせる」との一文を引き合いに出し、「司教会議は、美しく賢い考えを討議したり、誰が最も知的かを決めたりするためのものではない」「神のブドウ畑をより良く管理し、手入れをするためのものだ。この場合では、神は私たちに家庭を気遣うよう求めている」と述べた。
就任から18か月余りとなる同法王は、教会は信者の中に多く存在する離婚経験者、同居カップル、シングルマザーを排除し裁くのではなく、家庭の崩壊により「傷を負った者」の世話をするべきだと繰り返し主張してきた。
(c)AFP/Angus MACKINNON, Jean-Louis DE LA VAISSIERE
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◆【外信コラム】
前例ない逮捕にバチカン衝撃…後を絶たない聖職者による性的虐待
★産経新聞 2014年10月5日
去る9月下旬、ローマ法王フランシスコは、複数の少年に性的虐待を加えた疑いでドミニカ共和国の警察から告発されていた、バチカン市国の前駐ドミニカ共和国大使ヨゼフ・ベゾロフスキ元大司教(66)を逮捕することを許可した。
ポーランド出身の元大司教は今後、法王庁裁判所で裁判にかけられ、有罪の場合は7年から10年の禁錮刑になる可能性もあるといわれている。
だが、カトリック教会の大司教で大使だった高位聖職者が逮捕されるという事件は前例がないだけに、バチカン市国内には衝撃が走っている。
欧米では、十数年前から聖職者による未成年者に対する性的虐待が重大な問題になっている。
カトリック教会内の浄化と聖職者の規律の厳正化を進めている法王は今回、断固たる態度を示すことで、一向に後を絶たない聖職者による性的虐待の防止に不退転の決意を表明したのだ。
カトリックの聖職者の妻帯禁止は、11世紀の法王グレゴリウス7世により成文化されたが、その後の法王の中には愛人と子供を持った者もいたことが歴史的に知られている。
カトリック教会の聖職者は男子に限られているだけに、問題の根は深いといわざるを得ない。(坂本鉄男)
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▲http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_international/articles/000011937.html
★バチカン、元大司教拘束…
児童への性的虐待容疑 : 国際 :
◆読売新聞(YOMIURI ONLINE)2014年9月24日
【ローマ=青木佐知子】ローマ法王庁(バチカン)は23日、法王庁の捜査当局が、前駐ドミニカ共和国大使を児童への性的虐待の疑いで拘束したと発表した。
バチカンは昨年、刑法を改正し、児童への性的虐待の罪を新たに定めており、同容疑による拘束は初めて。
拘束されたのは、ポーランド出身のヨゼフ・ベゾロフスキ氏(66)。ドミニカ共和国で児童買春疑惑が報じられた後、昨年8月に大使の職を解かれ、バチカンに戻っていた。今年6月には、カトリック教会の審問機関が、同容疑でベゾロフスキ氏から大司教の地位を剥奪した。
バチカン幹部に対し、教会内部の処分にとどまらず、刑事捜査に踏み切るのは異例。児童虐待問題に対する法王フランシスコの厳しい姿勢を反映したものとみられている。
2014年09月24日 21時40分 Copyright © The Yomiuri Shimbun