見よ、わたしはわが使者をつかわす。
彼はわたしの前に道を備える。
またあなたがたが求める所の主は、
たちまちその宮に来る。
見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が
来ると、万軍の主が言われる。
マラキ書 3章1節 (旧約聖書 口語訳)
しかしどのような代に生まれるかは、
決められないことじゃ。
わしらが決めるべきことは、
与えられた時代に
どう対処するかにある。
『指輪物語』(ガンダルフの言葉)
http://nihonshiki.sakura.ne.jp/witticism/Tolkien.html
★【こぼれ話】ロシア正教会、
「サウロンの目」再現計画に警告
◆時事ドットコム2014年12月10日
【モスクワAFP=時事】
ロシア正教会は9日、J・R・R・トールキンのファンタジー小説に登場する全てを見とおす悪の目をかたどったライトアップを、モスクワの高層ビルで行う計画について、実施すれば災いが起きる恐れがあると警告した。(写真はモスクワの街並み)
このイベントは、トールキン作の小説「ホビットの冒険」をピーター・ジャクソン監督が映画化した3部作の最終章『ホビット決戦のゆくえ』の公開を記念し、地元不動産業者が計画しているもの。巨大な光る目が今週、21階建ての高層ビルの上に出現する予定だ。
原作小説の「ホビットの冒険」とその続編に当たる「指輪物語」3部作では、力の指輪をつける者を見つけるために「冥王」のサウロンが使う「サウロンの目」と呼ばれる巨大な炎の目が登場する。
計画を進める不動産会社ハルズ・デベロップメントの広報担当によると、モスクワでのイベントは、21階建てのビルの上に直径10メートルの球体を置き、背後から光をあてて立体的な視覚効果を作り出す予定。
だが、ロシア正教会にとって、この邪悪な目はフィクションの世界の物ではない。同教会の広報責任者、フセボロド・チャプリン大司教はガバリート・モスクバラジオに対し「これは悪魔のシンボル(象徴)だ」と語った。
「街の上にこのような悪の勝利のシンボルが置かれ、市内で一番高所にある物体同然となる。それは善か、悪か。おそらく悪だろう。後になってこの街に悪いことが起きても、驚くべきではない」
ハルズ社によると、「目」は11日夜に点灯され、7時間にわたり続く予定。映画の宣伝が目的ではなく、シリーズのファンであるデザイナー集団が持ち込んできた企画だという。
【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕
(2014/12/10-14:25)
★史上初、ロシア正教会に中国人聖職者が誕生 - News - 社会・歴史
◆The Voice of Russia 2014年12月10日
http://japanese.ruvr.ru/news/2014_12_10/281121879/
アナトーリー・クン輔祭はこれから香港になる聖使徒ペテロ、パウロ教会に勤務する。同教会は中国自治正教会に属する。香港および中国大陸の中国人に対する宣教活動を行うことも輔祭としての課題のひとつ。
アナトーリー・クン輔祭は記者団に対し、ロシアで学び、ロシアで正教の信仰を持つに至ったと説明し、正教会はロシアに存在するだけでなく、「世界に暮らす一人ひとりのためにある」と語っている。
中国における正教徒の数は現在、1万5千人。
vostok@ruvr.ru