親子で HAPPY FOOD 生活

親子共々ファイト生活!

和ハーブ オトギリソウ

2013年12月05日 | 和ハーブ
あっという間に
12月か

今月も
和ハーブの勉強をしよう~っと。


「オトギリソウ」について



別名:チドメグサ

血止め草のことですよね?

基本薬用利用法:

夏の開花期に全草を陰干しで乾燥させ
飲用や浴剤に生葉を揉み、
外用として皮膚に塗布。

物知りのAさんに
オトギリソウって、
知っていますか?
と尋ねると
「弟につけて悪い薬だろ?」
と、答えが返ってきた。

え?そうなの?
なぜ⁇

「弟を切る」って書くから~

だそうな。

はて?テキストを調べると本当だ。

オトギリソウ=「弟切草」

と、書いてある。

テキストの由来は、こんなふうだ。

平安時代の鷹使いの名匠晴頼が、
鷹の傷がたちどころに治る先祖代々の
薬草を秘密にしていたが、
晴頼の弟が恋人にせがまれて
秘密を漏らしてしまったことに激怒し、切り殺したことから来ている。
葉の赤黒い斑点は、切り殺された
弟の飛び散った血とされる。

だってー

ふーん、
なんだか物騒な由来だな。

Aさんが言うように、
弟に付けていけないという事は
書いてないけれど
いろんな言い伝えがあるのかも。
面白いな。

切り傷や、打撲、腫れ物の皮膚疾患
などに効果を発揮し、
外用薬としての
和薬の代表の1つである。

かの有名な「ガマの油売り」の
口上にも、ガマの油と同様の効果を
持つ薬として登場し、
富山の薬売りなども
重用していたという。

実際、つけたことのある
Aさん情報によると、
口内炎も治ったよ~
という事だった。

名前とその由来、薬効からして、
覚えやすい。
これは一度作って試してみたいな



和ハーブ イブキジャコウソウ

2013年11月28日 | 和ハーブ





名前の由来:
滋賀県の伊吹山の石灰岩が
露出する日当たりの良い地帯に
多く自生し、麝香(じゃこう)のような
香がすることから。

揉むと特有の芳香もあるが、
開花直前が最も強い。

西洋ハーブの代表であるタイムと
ほぼ同じ仲間。=和タイム
香り高い伝統和ハーブの一つ。

別名を百里香(ひゃくりこう)といい、
香りが百里の遠くまで届くという
意味を持っている。

石灰石、安山岩地帯によく生え、
茎は地上をはって延び、
じゅうたんのように群落を
作っている。

茎葉を刈採り、乾燥したものを
西洋ではタイムと呼ぶ。

鎮咳、鎮痛など薬用に用いられるが
大部分はソース類、ハム、
カレーなどにスパイスとして
利用される。

また開花期の全草を
セルピルウム草といい、
それから絞った精油は
ケンデル油といって、
防腐剤に利用されている。


和ハーブ アサ

2013年11月23日 | 和ハーブ
前の席の方の、
整髪料の香りが
とても気になりながらも
ハンカチを鼻から下に巻きつけて
バスの中でも頑張っぞ

月山道は
路肩や山には雪が積もっている

西川町
紅葉が綺麗!
全面黄色い

明日試験日の
和ハーブ検定2級の
追い込み
テキスト勉強会。

テキスト後ろの方の
問題は、わりとすんなり
解けたところで

これより、
第5章 基本の和ハーブ18
に入ります!
(やっとここまできたぞ)



アサ 麻

別名:大麻
生薬名:マシニン、カマニン
同・近種の洋名等:ヘンプ、カナビス、マリファナ
分類:アサ科

日本人には元来最もなじみ深い
和ハーブであり、
縄文時代に始まり紀元前から
栽培されていた記録が
魏志倭人伝等にも見受けられる。
三草四木
(三草:麻、紅花、藍)
(四木:桑、漆、茶、)の
ひとつにも数えられ、
食べられてきた。

神道との関係も深い。

生育速度が速いことから忍者が種を
蒔いて成長とともに飛び越える訓練を
した逸話などが残っている。

果実を加工した生薬の麻子仁
(ましにん)には陶酔成分はなく穏や
かな作用の便秘薬として使われる。

また現代人に不足しがちな
必須脂肪酸
必須アミノ酸
ミネラル(鉄、銅、亜鉛)
ビタミン
が豊富に含まれる
栄養機能食品でもある。

とても生命力の強い植物で農薬や化学
肥料をほとんど必要としないため

土壌を汚さず環境問題が深刻に
なってきている今、
再び注目を浴び始めている。




和ハーブ 形態・性状の一般用語の基礎

2013年11月23日 | 和ハーブ
《草本植物》=Herb
いわゆる”草”
木にならない植物のこと。
ハーブの語源でもある。

〈一年草〉
播種(はしゅ=種を播く)後、
発芽→成長→1年以内に開花→
種子を結実して枯死する草本植物。

〈二年草〉
播種後、1年以上経てから
開花結実して、
2年以内に枯死する草本植物。

〈多年草〉
個体として、
複数年に渡り 生育し続ける草本植物。

〈宿根草〉
多年草のうち、
生育が困難な冬(夏の場合も稀にある)
になると、他上部が枯れ、
根株で休眠し、再び時期が来ると
生育するもの。

〈常緑多年草〉
いやでも地上部が枯死することなく
常緑で現はれに新しい芽を出して
生育するもの。

《木本植物》=Tree

茎な多年に渡って肥大化し、
硬い幹となり、やがて木質化する
植物のこと。

〈高木と低木〉
高木は、主幹が明らかであるのに
対して、低木は主幹がなく、
同じような幹(枝)が2本以上
叢生する樹木をいう。

〈常緑樹〉
一年中、常にを付けているもの。

常緑とはいうが、時期がくれば
生えかわり、同じ葉が永遠に
生えているという意味では無い。

〈落葉樹〉
休眠期と言われる季節に、
全て葉が落ちるもの。

暑い夏は日陰を、
寒い冬は日差しを作るため、
人家の庭で取り入れられる。

菊や茄子のように
茎部分が明らかに木質化していても
「草本」とされるものや、
高さ10メートル近くになる
パパイヤは木のようですが、
年輪を作らないので草とされる。

以上!
和ハーブの形態・性状の
一般用語の基礎

和ハーブ 分類学に基づく各ハーブの表記

2013年11月23日 | 和ハーブ
生物分類学について

生物は分類学上、

界(かい)

門(もん)

網(もう)

目(もく)

科(か)

属(ぞく)

種(しゅ)

の階級に分かれる。

最も上位の界では、
大きく動物・植物に分かれる
(→二界説、但しここに鉱物が加わる
など、三界説、四界説も存在する)



植物界における分類

和ハーブの対象である
ゲンノショウコ(現証拠)は
以下①のように分類される。

①ゲンノショウコ

界:植物

門:被子植物

網:双子葉植物

目:フウロクソウ

科:フウロクソウ

属:フウロクソウ

種(和名):ゲンノショウコ


ハッカ(薄荷)も
以下②のように分類され、
これがペパーミントと
なった場合は最後の種名のみが
セイヨウハッカと変わる。

②ハッカ(ペパーミント)
界:植物

門:被子植物

網:双子葉植物

目:シソ

科:シソ

属:ハッカ

種(和名)ニホンハッカ
(セイヨウハッカ)

なお、全世界共通の
植物学名の基準となっている
「世界植物命名規約」では
目以上の種別は重視されていないため
他の類書同様、和ハーブ検定2級の
テキストにおいても、
科・属・種(和名)の表示に
とどまる。

とのことです

ふぅ~

そろそろ、行ってきますの時間だね。