親子で HAPPY FOOD 生活

親子共々ファイト生活!

和ハーブ サンニン

2013年12月23日 | 和ハーブ
サンニン(月桃)



別名:ゲットゥ(月桃)
生薬名:砂仁(シャジン)
分類:ショウガ科 ハナミョウガ属
性状:多年草
(常緑で、高さ2~3mになる大型種)
基本薬用利用法:
根茎を切り火に炙り、
毒虫に刺されたとき、患部に
すり込む

胃腸薬として、粉末にした種子を
1日量3グラムほど服用する
(いずれも琉球民間療法として)

食用:
旧暦12月8日にゲットウの葉で包んだ
餅「カーサムーチ」を作る


これのことでしょ!

なんだか、
庄内の笹巻きソックリ
ちなみに庄内の笹巻きバージョン

↑温海方面 関川の笹巻き
端午の節句用

~~~~~

サンニン
この和ハーブの物語

沖縄近辺では
サンニン、サニン、サミ、サニ
などと呼ばれ
台湾産月桃から作る砂仁(サジン)
という生薬名に由来する。

よく知られるゲットゥの名前の由来は
台湾では月桃(ゲットウ)呼ぶことから、
そのまま日本読みにして、
ゲットゥの名になった。

中国ではゲットゥを、
花が美しいことから
艶山姜(えんざんきょう)の
漢名で呼ぶ。
沖縄地方は、古い時代に中国南部や
台湾から渡来した帰化植物として
考えられているが、あちこちで
自生していて、路傍や垣根周辺に
植えらていたりもする。頻繁に見かけることができる。

芳香が強い。
殺菌力がある。
匂い消しや食物保存などに使われる。

その香りの良さで、
アロマオイルや化粧品類に使われ、
女性を中心に本州でも
かなり知られて来ている。

カーサームーチーといい
毎年12月に餅を作って食べる民話に
基づいた行事がある。
カーサーは葉、
ムーチーは餅の沖縄方言であり、
殺菌と匂い消しのため
餅に巻かれる葉がサンニンの葉だ。

日本の他の似た風習では、
饅頭に同じショウガ科のを
ミョウガの葉を巻く
熊本県の「みょうが饅頭」があり
その文化的つながり、
関わりが興味深い。

とテキストから引用。

庄内の笹巻きの笹の葉は
イネ科タケ亜科…だそうだ。
防腐作用があり
食物保存にGood

ちなみに
柿の葉寿司の
柿の葉は
カキノキ科カキノキ属

やっぱり、食物保存には
葉っぱがいいのね。

ゲットウの葉も笹の葉も
ミョウガの葉も柿の葉も
それぞれ風味がお米にしみて
香りが良さそう~

そういえば
桃の花は?


最新の画像もっと見る