こんにちわ^0^
ぷち旅~長野・新潟編*14です。
長野の戸隠探索から新潟へ戻ってきました。
新潟から富山方面へ帰路に着きます。
しかぁ~し!
素直に帰るホイミではございません(o≧▽≦)o
まだ陽が上がっているのを良い事に、新潟県と富山県の県境・糸魚川(いといがわ)までやってきました。
ひとまず蓮台寺PAに入ります。
糸魚川は翡翠が採れるらしいです。
糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西端)の日本の東西の境界線上に位置し、世界的にも珍しい翡翠(ヒスイ)の産地なのですって。
そして富山県に入った所に翡翠海岸という名の海岸があるんだってさ。
わぁお!かなり大きい翡翠の原石っ!!

ワタシがアクセサリー作りで使っている磨かれたものではないので、翡翠っぽくないけど、原石っていうのは、何の石でもこうしたモンなのだろうな――ウン。
原石だけ見ても、何の石なのか、わかんないゃ^^;;
フムフム。
こういう感じなのか。ココなんか翡翠っぽいよねー^w^

奴奈川姫(ぬなかわひめ)って、確か大国主と無理矢理(?)結婚したっていう……。

『古事記』では出雲国(島根県)の大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(= ぬなかわひめ)に求婚に来たとあります。
また、『出雲風土記』では天の下造られし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ)と結婚したとあります。
以前、大国主のお話も綴った事がありましたが、あの時に結婚を申し込んだのはヤガミ姫でしたが……^^;
(時代の権力者は、一夫多妻制が当たり前ってヤツですかー(((((((o≧▽≦)o)
今回のぬなかわ姫の他にも、スセリ姫、タキリ姫、カムヤタテ姫、トトリ姫と、記録に残っているだけでこんなに^^;
――ハーレムか? 大奥か^^;
そんな感じの印象ではありますが、何と!今回のぬなかわ姫は、大国主が求婚にやってきた時、既に夫のある身でございましたとさ~^^;ヒトヅマ~w( ̄Д ̄)wワァオ!
大国主は、その夫に早駆けレースの勝負を挑み、勝負に勝って妻を奪い取ったという伝説が残っているのだそうです。
いやぁ~^^;
人妻なのにモテモテのぬなかわ姫……どんだけベッピンさんやったんでしょうねぇ(っつか、大国主…… 見境ないのか?)
賢く美しい姫で、糸魚川一帯の長として君臨していたとか。(女帝か?)
で、妻を奪われた元夫は、命を狙われちゃうのでどこぞへ逃げてひっそり隠れ住まないといけなくなるわけで、当然土地財産全て没収されちゃってって、――嗚呼、フんだりケったりですやん;
ま、伝説だし、どこでどう食い違って。
って事もアリなので真相はわかりませんが。
恐らく、大国主=時の大帝が北へ北へと侵攻して行くために男性なら戦いを挑み、女性の長ならば妻にという感じかな。
とにかく、糸魚川市には、ぬなかわ姫の伝説が残る土地がたくさんあるのですって。
興味アリなら ココ チェック。
北陸道 親不知(おやしらず)ICから一般道に降り、海岸沿いの道の駅”親不知ピアパーク”へやってきました。

大きな亀さんの親子のオブジェ。結構リアルでデカぃ。

側に”翡翠ふるさと館”があり、閉館時間ギリギリだけど入っちゃう~^w^
ここには、室内展示としては世界一の大きさの翡翠の輝石岩が展示されていました。

天然記念物に指定されているこの翡翠輝石岩は重量102トン。
大きさは6×4×3.2m
橋立ヒスイ峡:青海川(おうみがわ)上流の橋立(国指定天然記念物)にもともと有ったのですが、何度も盗掘の被害に遭ったため、平成11年に特殊車両で海岸まで運搬し、日本海を船で運んで、こちらに設置されました。
ヒスイ輝石岩の前に立てば不老長寿のパワーをいただけるのでございます。( ̄∀ ̄*)ホントカナー
意味は分かりませんが、翡翠輝石岩の下に、なぜか河童?

ダイジナ トコはモザイク入れさせてもらいまちた(;´▽`A``
巨岩(投げ岩)がニョキっと顔を出した海岸

太陽が沈みだしました。

すぐさま、太陽が沈んでしまったけれど、この浜にも翡翠が流れ着くんだそうで、この浜の石の中にきっと翡翠があるはずよ!
一個でも見つけてテイクアウトよ!
これかな~?これかな。

う~~むむむ。
……どれも翡翠かもしれんし、どれも違うかもしれん;;( ̄~ ̄;)

海水で流れ着くわけだから、波打ち際に近いところで探してみるけど、翡翠って緑だけじゃなく白や青と色々な色があるので、これもかな?あれもかな??
めっちゃ~迷う~><
わかんない――――!!
ってか、水に濡れていると、全部 翡翠色~~~><
いくつも拾ってみたけれど、石達はこの地にやっと辿り着いたのによそへ連れて行くわけにいかないな。
……という気持ちになってきました。
だからそっと海へ返しました。
どうせお持ち帰りしても加工とか、よ~しませんから^^;;
けれど、私がヒスイだと信じた石は、どうやら「キツネ石」と呼ばれる、濡れている時だけヒスイのように見える石だったみたいですよ。
貴重なヒスイを拾うのは、素人がちょっと探したくらいじゃ難しいね。
でももしかしたら、キツネ石に混じって一個くらいは本物のヒスイが混ざっていたかもしれないな~と。
今でも惜しかったかな、という気持ちになるホイミでありますん(¬д¬*)
今日はここまででっす。
――次回は富山へ^w^