このとき、フクロテナガザルが咆えまくっていました。
長いこと、フクロテナガザルっていうのは変な名前だなと思っていたのですよ。カンガルーのなかまにフクロネコとかフクロモグラとかがいるわけだけど、どう見ても有袋類には見えないし、どうして「フクロ」なんだろうと不思議に思っていたわけです。
でも、納得しました。のどのところがフクロ(というよりフーセンだけど)のように膨らむのですね。これまでにも見たことがあったのかもしれないけど、気がつきませんでした。凄いね。
せっかくなので、サル舎のなかまたちを紹介しましょう。
はしゃぎまわったり、頭を抱え込んだり、躁鬱性のサルですね。
咆えていないときのフクロテナガは、こんなもんです。哲学者然とした表情をしています。
得意技は大あくびです。このときは、ぷちあくびでした。
しっぽの先っぽがフサフサしていてライオンみたいだというので、獅子尾ザルなんだそうです。
ブラッザさんに因んでつけられた名前だそうです。「ブラッザ」「グエノン」と区切ると、読みやすいです。
ジェフ・ロイさんに因んでつけられた名前だそうです。「ジェフロイ」「クモザル」と区切ると、読みやすいです。
じぇじぇ。
クモザルに赤ちゃんが生まれたそうですよ。10月20日(日)に生まれて、29日(火)から公開しているんだそうです。この写真を撮ったのは10月30日(水)なんですけど、まったく気がつきませんでした。悔しい。
言わせてもらっちゃうけど、その赤ちゃん誕生という記事が八木山動物公園のホームページに掲載されたのは11月1日(金)なんですよ。それはないんじゃないの・・・と思ってしまいました。
ついでに言っちゃうと、この赤ちゃんの名前を公募するそうです。それはそれでいいんですけど、いろんな動物の赤ちゃんが生まれて、名前がつけられる場合とつけられない場合があるというのはどういうことなんでしょうか。
今年生まれたスマトラトラには名前がついたけど、チンパンジーには名前がないわけです。このサル舎でも、一昨年生まれたグエノンには「リップ」という名前がついたのに、同年に生まれたキツネザルには名前がありません。去年生まれたシシオザル、グエノン、キツネザルには、いずれも名前がありません。
・・・というわけでまた愚痴をたれてしまいましたけど、クモザルの赤ちゃん誕生、おめでとうございます。赤ちゃんの名前、「じぇじぇ」でどうでしょうか?
サルのなかまで最も原始的なのがメガネザルなんだけど、それに次ぐのがキツネザルです。ここにいるからサルということがわかるんだけど、アライグマやハクビシンたちのところに置いていたら、誰もサルだということに気がつかないんじゃないかな。
それにしても、檻ごしに写真を撮るのは難しいですね。
キャノンさんでもニコンさんでもいいから、檻を無視してその向こう側にピントを合わせる「動物園モード」みたいなのをつくってくれないですかね(笑)
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