八木山動物公園の回り方についてはいろいろとあるわけだけど、カエサルの場合、サル舎の後は猛獣舎・・・という順番は変えたことがないような気がします。
ライオン(オス)のカーチスです。どうせ寝ているんだろうな・・・なんて思いながら行ってみたわけですけど、やっぱり寝ているわけです。
ライオン(メス)のオニールです。オニールも寝ています。
まあ、このへんについては「お約束」みたいなものですからね。どうしようもありません。
それにしても、スマトラトラは凄いです。偉いです。来園してから1年半、カエサルは10回近く見に来ていると思うのだけど、ただ寝ているだけ・・・なんてことは一度もありません。
スマトラトラ(オス)のケアヒです。
オスのケアヒと、メスのバユ。どっちがどっちなんだか悩み続けてきたのだけど、カエサル、ようやくわかってきましたよ。これは、ケアヒです。
ケアヒやバユには、定番の巡回コースというものがあります。それがわかっていないと、「わあ、来た来た」「ああ、行っちゃった」などと大騒ぎすることになります。巡回コースを把握しているつもりのカエサルとしては、待つ、撮る、見送る、待つ、撮る、見送る・・・の繰り返しです。
でも、このとき、ケアヒの様子が何かヘンだったんですよ。あれ、あれれ?なんて思っていると、壁のところにある檻がサッと開いて、その中に入って行っちゃいました。
やった・・・と思いました。ちょうどお昼時だったし、午前のケアヒ、午後のバユ、入れ替えの時間なんだと思いました。「なんだ、トラさん、いないね」などという周囲の声を聞きながら、待つことしばし、別の扉が開いて、出てきたのは飼育員のおじさんでした。幕間にお掃除をしてきたという感じでした。
もちろん、カエサルは待ち続けました。
来たぁぁぁぁ!! バユです。
でも、来たかと思ったら、すぐにいなくなっちゃいました。あっちかな・・・なんて思って、移動することにしました。
八木山動物公園のトラ舎は、3カ所から観察をすることができます。今まで撮って来たところを「正面」とすると、「横」と「裏」から見ることもできるわけです。ここは、裏。ライオン舎のすぐ隣です。川が流れていたりして、いいところなんだけど、トラさんはめったに来ません。リップでは2回くらい見たことがあるけど、ケアヒやバユが来たのを見たのは初めてですね。
こうして、ここから見ていると、どうしてもリップを思い出してしまいますね。あのときのリップ、水をペロペロと飲んでくれたりしたんだけど、なんか苦しそうだったんですよね。・・・などということに思いが沈みそうになったわけですけど、バユ、なんか、様子がヘンなのです。
おいおい、バユ。何なんだ、その姿勢は・・・。
・・・なんて思ったわけ何ですけど、この後、予想通りの行為をしていただきました。調子にのって、そういう写真もUPしちゃおうと思ったんですけど、気品の高さでは定評のある「カエサルの世界」としてはさすがにはばかれるわけで、遠慮しておくことにしました(笑)
表に戻って来たバユです。「横」から撮りました。バユ、恥ずかしいところを写真に撮っちゃって、ごめんね。
・・・と、それはともかく、同じ日に、ケアヒとバユの両方を見たというのはこのときが初めてでした。さすがに、さっきのケアヒ、これはバユ・・・みたいな感じはわかるような気がします。やっぱり、「目の上の、眉毛みたいに見える模様」ですね。3本の線があるんだけど、その一番外側が跳ね上がっているのがケアヒで、横に寝ているのがバユです。
最初にバユの写真を撮ったときは、ケアヒだ、ケアヒだ・・・と思いながら撮りましたからね。その後、ケアヒだかバユだかわからないままに写真を撮って来ました。バユだ、バユだ・・・と思いながらバユの写真を撮ったのは、これが初めてということになると思います。次に行ったとき、一目で見分けられたらいいな・・・なんて思っているところです。
トラ舎の前に、いろんなお菓子が供えられていました。せっかく生まれたトラの赤ちゃん、公開されることもないままに死んじゃったんですね。合掌。
ホッキョクグマ(オス)のカイです。なぜか、この姿勢のまま、ピクリともしませんでした。寝ていて動かないということはあったんですけどね。こういう姿勢のまま動かないというのはちょっと記憶になくて、なんかヘンだなと思いました。
反対側の放飼場では、ナナが元気に・・・と思ったんですけど、これも、ちょっと様子が違います。
これ、ナナじゃなくて、ポーラだったんですね。
おお、おおお・・・。掲示の文字、読めますか?
まあ、可能性がある・・・ということらしいですけど、たとえ可能性でも、ないよりはあった方がいいです。
産めよ、増やせよ、地に満ちよ。
がんばれ、ポーラ。
頼むぞ、ポーラ。
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