カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・ユリのおしべ

2015年08月29日 | ☆植物とか    

 2~3年前からだと思うんですけど、カエサルんちの庭に百合の花が咲くようになりました。今年も、今、満開というところです。
 せっかくだから写真を撮ってみようと思って、長いこと(3月にクリオネを撮って以来?)埃をかぶっていたマイクロレンズを引っ張り出しました。結果として、おしべを中心に撮ることになりました。






 これが、まあ、ふつうのやつです。こういうのが一番多いです。
 おしべには黄色い花粉がついています。「黄粉をまぶしたきりたんぽ」という感じでしょうか。






 こういうのもあります。
 花粉の色がオレンジです。葯の形も、ひらべったいのが2枚くっついているような感じ。ハムフライというか「ビッグカツ」みたいな感じです。
 こういうのは個体差なのかもしれないけど「若いおしべ」という気もします。これから黄色くなってくると言われれば、そうなるような気もします。




 これは、たぶん、「おしべのおじいさん」だと思うんですよ。
 花粉が飛んでしまった後のおしべなんじゃないかと思うんですけどね。




 これは、「おしべの赤ちゃん」なんじゃないかという気がします。
 今、花粉をつくっているところじゃないかと思うのです。花粉母細胞が減数分裂で花粉四分子になって、それぞれの小胞子が分裂して花粉管細胞と雄原細胞になって・・・みたいなことをしてるんじゃないかな。


 さて、ユリと一口に言ってもいろんなユリがあるわけですが、これは「タカサゴユリ」だと思います。テッポウユリとよく似ていますけど、花弁の外側に紫色のスジのあるのが特徴です。

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