徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

靴に恋して

2007年04月16日 | ★★★
靴に恋して
おすすめ度
原題:PIEDRAS
制作:2001年 スペイン
制作:フランシスコ・ラモス
監督・脚本:ラモン・サラサール
出演:アントニア・サン・ファン ナイワ・ニムリ ビッキー・ペニャ アンヘラ・モリーナ モニカ・セルベラ

まったく生き方の違う5人の女性を中心に展開する群像劇「靴に恋して」です。

盗んだ靴を履く女、高級靴店の店員23歳のレイレ(ナイワ・ニムリ)。偏平足の女、娼家のオーナー49歳のアデラ(アントニア・サン・ファン)。スリッパを履く女、堅実で現実的なタクシードライバー43歳のマリカルメン(ビッキー・ペニャ)。スニーカーを履く女、25歳の知的障害者アニータ(モニカ・セルベラ)。小さな靴を履く女、高級官僚の妻45歳のイザベル(アンヘラ・モリーナ)。

この5人の女性を中心に、交錯する人間関係が少しずつ繋がっていきます。

観終わった後、ちょっとだけ元気になれる、そんな作品です。自分なりに現状を受け止め、強く生きようとする姿に勇気付けられるんですよね。妻として、母として、一人の人間として、登場人物の女性たちが持つ悩みは私たちも感じた事があるのではないかと思います。健気に頑張る彼女たちにとても共感できました。

靴や衣装なども華やかでとっても素敵でした。今度自分へのご褒美を買うときは靴にしようかな?と思ってしまいました。(単純??)

靴に恋して@映画生活



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