2020年度のJ1は、第2節以降、
VAR導入を見送るようだが
VARの特性を忘れないように、
文字に起こしてみた。
ちなみに、2020年2月11日の
読売新聞スポーツ面には
東京五輪では男女ともVARが導入される
見通しと書かれている。
2020年令和2年1月30日木曜日
読売新聞文字起こし
VAR J1審判猛特訓
2月に新シーズンが開幕する
明治安田生命J1リーグ全306試合で、
映像による判定補助システム
「ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)」
が導入される。海外や国際大会で
導入が進む中、日本でもスムーズに
運用できるか注目される。(宮地語)
今季導入 映像確認に苦戦
「ノーファウル」、「確認します」。
昨年12月、茨城県内での審判員の
訓練で、主審と別室にいるVAR担当者が
無線でやり取りする様子が公開された。
試合中、絶えず会話し、主審は判定を
下した根拠を伝え、VARは様々な
角度からの映像を手際よくチェックする。
慣れないためか、
確認のため再開に1分ほどかかる場面もあった。
VARを務めた
野田祐樹審判員は「早く決断したいが、
映像を見ると、どうしても
ファウルに見えてくる」と苦笑した。
本番に向けての準備は急ピッチだ。
昨年5月の浦和ー湘南(埼玉)で
ゴールが見逃されるなどを受け、
Jリーグは予定していた
2021年から繰り上げての導入を決定。
昨季はYBCルヴァン杯の
準々決勝以降やJ1参入決定戦などで
運用を検討してきた。
試合の進行を妨げないスピード感を持ち、
各節9試合で判定のレベルを
保つには、多くの審判員が習熟することが必要。
今月のU-23(23歳以下)
アジア選手権タイ大会では、
VARを活用したうえでの不可解な判定
について日本サッカー協会が
根拠を問う文書を提出する事態になった。
判定精度向上に役立つものであっても、
あらゆるミスをなくすわけではないのも事実だ。
ビデオ・アシスタンレフェリー(VAR)
映像確認により、主審の「明白な間違い」
を正すシステム。
試合進行を妨げないよう、介入は
1得点、2PK、3一発退場、4警告や退場の人違い
に限られる。J1では各試合、VARを担当する審判員や
オペレーターら3人が専用車両内で、カメラ12台による
映像を6画面で確認し、無線通信で審判を補佐する。
J1、VAR導入の流れ
2016年3月 国際サッカー評議会が、ビデオ判定の試験をすると決定
2017年11月 J1導入に向けた試験を18年に始めるとリーグなどが決める
2018年5月 国内での日本代表戦(ガーナ戦、日産スタ)で初導入
2018年6月 W杯ロシア大会で初適用
2019年1月 ルヴァン杯準々決勝以降とJ1参入決定戦での導入を決定
2019年5月 J1浦和ー湘南で誤審。Jリーグの村井満チェアマンは「導入は早くても21年」と発言
2019年9月 予定を繰り上げ、20年からJ1全試合で導入することが決定
2020年2月 J1開幕
(追記)
2020年2月~6月 武漢熱により、Jリーグが約4か月の中断
6月27日(土)からJ2リーグを再開、J3リーグが開幕
7月4日(土)からJ1リーグを再開
2020年6月23日 過密日程での審判のコンディションと
人員確保の面を考慮し今季のVAR導入見送りが理事会で決定
6月27日(土)閲覧数:712PV 訪問者数:389人
VAR導入を見送るようだが
VARの特性を忘れないように、
文字に起こしてみた。
ちなみに、2020年2月11日の
読売新聞スポーツ面には
東京五輪では男女ともVARが導入される
見通しと書かれている。
2020年令和2年1月30日木曜日
読売新聞文字起こし
VAR J1審判猛特訓
2月に新シーズンが開幕する
明治安田生命J1リーグ全306試合で、
映像による判定補助システム
「ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)」
が導入される。海外や国際大会で
導入が進む中、日本でもスムーズに
運用できるか注目される。(宮地語)
今季導入 映像確認に苦戦
「ノーファウル」、「確認します」。
昨年12月、茨城県内での審判員の
訓練で、主審と別室にいるVAR担当者が
無線でやり取りする様子が公開された。
試合中、絶えず会話し、主審は判定を
下した根拠を伝え、VARは様々な
角度からの映像を手際よくチェックする。
慣れないためか、
確認のため再開に1分ほどかかる場面もあった。
VARを務めた
野田祐樹審判員は「早く決断したいが、
映像を見ると、どうしても
ファウルに見えてくる」と苦笑した。
本番に向けての準備は急ピッチだ。
昨年5月の浦和ー湘南(埼玉)で
ゴールが見逃されるなどを受け、
Jリーグは予定していた
2021年から繰り上げての導入を決定。
昨季はYBCルヴァン杯の
準々決勝以降やJ1参入決定戦などで
運用を検討してきた。
試合の進行を妨げないスピード感を持ち、
各節9試合で判定のレベルを
保つには、多くの審判員が習熟することが必要。
今月のU-23(23歳以下)
アジア選手権タイ大会では、
VARを活用したうえでの不可解な判定
について日本サッカー協会が
根拠を問う文書を提出する事態になった。
判定精度向上に役立つものであっても、
あらゆるミスをなくすわけではないのも事実だ。
ビデオ・アシスタンレフェリー(VAR)
映像確認により、主審の「明白な間違い」
を正すシステム。
試合進行を妨げないよう、介入は
1得点、2PK、3一発退場、4警告や退場の人違い
に限られる。J1では各試合、VARを担当する審判員や
オペレーターら3人が専用車両内で、カメラ12台による
映像を6画面で確認し、無線通信で審判を補佐する。
J1、VAR導入の流れ
2016年3月 国際サッカー評議会が、ビデオ判定の試験をすると決定
2017年11月 J1導入に向けた試験を18年に始めるとリーグなどが決める
2018年5月 国内での日本代表戦(ガーナ戦、日産スタ)で初導入
2018年6月 W杯ロシア大会で初適用
2019年1月 ルヴァン杯準々決勝以降とJ1参入決定戦での導入を決定
2019年5月 J1浦和ー湘南で誤審。Jリーグの村井満チェアマンは「導入は早くても21年」と発言
2019年9月 予定を繰り上げ、20年からJ1全試合で導入することが決定
2020年2月 J1開幕
(追記)
2020年2月~6月 武漢熱により、Jリーグが約4か月の中断
6月27日(土)からJ2リーグを再開、J3リーグが開幕
7月4日(土)からJ1リーグを再開
2020年6月23日 過密日程での審判のコンディションと
人員確保の面を考慮し今季のVAR導入見送りが理事会で決定
6月27日(土)閲覧数:712PV 訪問者数:389人