ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

J1副審 武田光晴さん(岡山県協会所属)再開へ「最善のジャッジを」

2020-06-30 | Weblog
2020年令和2年6月23日火曜日
山陽新聞朝刊、文字起こし

J1副審 武田光晴さん(岡山県協会所属)

再開へ「最善のジャッジを」

新型コロナウィルスによる4か月間の中断が明ける
サッカーJリーグ。再開に向けては選手だけでなく、
試合に欠かせないレフェリーも難しい調整を強いられてきた。
岡山県協会審判委員会所属で今季唯一、J1を担当する
武田光晴さん(45)=NTN岡山=はその一人。「出来る限りの
準備はした。感染に最新の注意を払いながら、
これまで通り最善のジャッジを行いたい」
と気を引き締め、前例のないシーズンに臨む。

日本協会公認1級審判員の武田さんは今季、
J1の副審がメインとなっている。しかし、2月の開幕戦で
C大阪-大分を受け持って以降、待機状態に。
Jリーグの審判になって12年目だが「これほど
長い間、試合から遠ざかるのは初めて」と言う。

作陽OBで社会人のNTN岡山でプレーし、監督経験も
ある武田さん。中断期間中はほぼ毎日10キロ走り、
体力や心肺機能の維持を図り、Jリーグ主催のオンライン
研修会に参加。試合映像を見ながら判定の勘を
鈍らせないように努めた。それでも久々に迎える公式戦に
「不安がないわけではない。
(普段通りの判断ができるか)やってみない
と分からない部分もある」と明かす。

ピッチ外の感染予防にも気を配り、長距離移動は
感染リスクが高まるため、当面は近隣地域の
試合を引き受ける。移動手段は
公共交通機関ではなく自家用車を使い、感染の有無を
調べるPCR検査も2週間に1回のペースで受ける。

Jリーグは7月4日にJ1再開し、J2とJ3は今月27日に
始まる。現在、審判員はリーグ全体で157人。年末まで
続く戦いは日程も過密になるが、武田さんは
「リーグを担う一員として責任感を持って
1試合1試合に臨みたい」と話す。

岡山県協会所属ではほかにJ2、J3の審判が一人ずついる。
(亀井良平)



6月29日(月)閲覧数:516PV 訪問者数:325人

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