皆さん、濃茶と薄茶の量って意識したことがありますか。
実は私はこれまで、なんとなーく、なんとなーく、経験値で濃茶も薄茶も点てていました。
茶道を習い始めた最初は、先生に習ったように、薄茶は茶杓に一杓半、濃茶は茶杓に三杓という基本通りに茶碗に抹茶を入れていたわけで、それが何グラムなのかなど全く気にしたこともありませんでした。そこに注ぐお湯の量も薄茶は柄杓で半杓、濃茶は伸びすぎない程度に、という目安でお茶を点ててきました。
改めて本を読んだり、お茶屋さんのHPを検索しますと、一人前、薄茶は茶杓に一杓半で約2グラム+お湯半杓60cc、濃茶は三杓で約4グラム(3.75グラム)+お湯30cc、とありました。もちろん、お湯は炉と風炉で合の大きさも違いますし、ぶれてくるとは思います。
昨年だったか、一度自分が茶杓で掬う一杓が何グラムなのか、確認してみるといいという話を聞き、なるほど、やってみようと思いながら、やっと今日実験をしてみました。といっても、我が家には1グラム単位で図る計量器しかなく、はっきりした数値が出たわけではないので少々残念ですが、自分が普段立てているお茶の量と、一般に言われるお茶の量が違うようだということはわかりました。
我が社中の濃茶は、先生が濃い目がお好きということもあって、通常より濃いとは聞いていましたが、やはり私も濃い目に点てているようです。また、薄茶も、私は(自分がたくさん飲みたいタイプなので)、通常一杓半のところ、茶杓に山盛り二杓は掬っており、お湯もたっぷり入れるので、大分多いであろうことが認識できました。まあ、飲む方からするとちょっとよりも、多い方がおいしいし、嬉しいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうね。今回点ててみた薄茶は私には飲み足りないかもという量でした。
もちろん、この目安はあくまで目安であり、教わる際の基準として存在するわけで、最終的には飲む方の好みに合わせ、点てる方の腕や気持ち、状況次第で、濃茶も薄茶も量にこだわることなく、おいしく点てられればいいと考えています。
それにしても、私の点てるお茶は濃茶も薄茶も大服で、濃い目であることがはっきり認識できたことは、いい勉強になりました。自分の好みの味に慣れてしまうとそれが当たり前になってしまいますが、お客様のお好みに合わせておいしく点てるということを忘れずに点てていきたいと思います。
写真は、左が茶杓一杓半掬った薄茶の量、右が三杓掬った濃茶の量です。1グラム単位でしかでない計量器で図ったグラム数は、それぞれ2g、4gだったので、基本通りの量だったといっていいでしょう。
皆さんも一度試してみてはいかがですか。
濃茶薄茶
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/21fa0ad01176af79a88bd5dd4a1b78ad
実は私はこれまで、なんとなーく、なんとなーく、経験値で濃茶も薄茶も点てていました。
茶道を習い始めた最初は、先生に習ったように、薄茶は茶杓に一杓半、濃茶は茶杓に三杓という基本通りに茶碗に抹茶を入れていたわけで、それが何グラムなのかなど全く気にしたこともありませんでした。そこに注ぐお湯の量も薄茶は柄杓で半杓、濃茶は伸びすぎない程度に、という目安でお茶を点ててきました。
改めて本を読んだり、お茶屋さんのHPを検索しますと、一人前、薄茶は茶杓に一杓半で約2グラム+お湯半杓60cc、濃茶は三杓で約4グラム(3.75グラム)+お湯30cc、とありました。もちろん、お湯は炉と風炉で合の大きさも違いますし、ぶれてくるとは思います。
昨年だったか、一度自分が茶杓で掬う一杓が何グラムなのか、確認してみるといいという話を聞き、なるほど、やってみようと思いながら、やっと今日実験をしてみました。といっても、我が家には1グラム単位で図る計量器しかなく、はっきりした数値が出たわけではないので少々残念ですが、自分が普段立てているお茶の量と、一般に言われるお茶の量が違うようだということはわかりました。
我が社中の濃茶は、先生が濃い目がお好きということもあって、通常より濃いとは聞いていましたが、やはり私も濃い目に点てているようです。また、薄茶も、私は(自分がたくさん飲みたいタイプなので)、通常一杓半のところ、茶杓に山盛り二杓は掬っており、お湯もたっぷり入れるので、大分多いであろうことが認識できました。まあ、飲む方からするとちょっとよりも、多い方がおいしいし、嬉しいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうね。今回点ててみた薄茶は私には飲み足りないかもという量でした。
もちろん、この目安はあくまで目安であり、教わる際の基準として存在するわけで、最終的には飲む方の好みに合わせ、点てる方の腕や気持ち、状況次第で、濃茶も薄茶も量にこだわることなく、おいしく点てられればいいと考えています。
それにしても、私の点てるお茶は濃茶も薄茶も大服で、濃い目であることがはっきり認識できたことは、いい勉強になりました。自分の好みの味に慣れてしまうとそれが当たり前になってしまいますが、お客様のお好みに合わせておいしく点てるということを忘れずに点てていきたいと思います。
写真は、左が茶杓一杓半掬った薄茶の量、右が三杓掬った濃茶の量です。1グラム単位でしかでない計量器で図ったグラム数は、それぞれ2g、4gだったので、基本通りの量だったといっていいでしょう。
皆さんも一度試してみてはいかがですか。
濃茶薄茶
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/21fa0ad01176af79a88bd5dd4a1b78ad
なるほど~です
自分の好みではなく 相手の立場になってのお茶
ついつい自分本位になりがちな私
改めます・・・
とはいえ このところまったくお稽古できていません
というか 今どこで習おうかと・・・
お稽古ジプシーになりそう・・・泣
あぁ 時間がたっぷり自由に使えた昔の自分が羨ましい
いや 喝を入れたいくらいです!
やっぱり 私はこんなにたっぷりできません。
私は 茶はき箱の中にある 大きめの匙で山盛り一杯で、あと 器に着いて残る分を足します。たぶん ずっと 抹茶の量少ないですね。
茶はき箱の中にある ぐい飲みのような器 それも抹茶の量をはかるようですが ずいぶんたくさんの量の抹茶が 入って多くて 私は使えません。
いちど たまご様のたっぷりとしたおいしい一服いただきたいです。
たまごさんのように画像でみるととてもわかりやすいですね!
私も実際にはかったことはないので試してみよう!
私の先生は、反対側からお点前をごらんになっていても「もうちょっと多く」「もう少し減らして」などとおっしゃいます。
身体にしみついていらっしゃるんですようね~~。
そう、私も自分の好みで点てています。うちの社中は濃い目らしいです。
>今どこで習おうかと・・・
お茶のお稽古は先生も大事ですからねえ。。。。じっくり探して下さい。
一応、稽古ジプシーを防ぐ為、喝を入れておきましょう。(笑)
喝!!
>濃茶での抹茶の量はむずかしくて
ですね~。実際はお茶碗についてしまう分も考えなくてはいけませんからねえ。。。
>やっぱり 私はこんなにたっぷりできません。
わかります。4g×5名って結構な量ですもんね。
うちの先生がとても太っ腹だってことが最近よくわかりました。お茶を惜しげなく使わせて下さって。
でも、濃いのに慣れるとおいしくって、薄いのは戻れません~。濃茶付花月では次の薄茶の為にも通常より薄く濃茶をたてますが、おいしくない。。。でも、修練だから仕方ないですね。
>私も実際にはかったことはないので試してみよう!
是非やってみてください。私も改めて勉強になりました。
>私の先生は、反対側からお点前をごらんになっていても「もうちょっと多く」「もう少し減らして」などとおっしゃいます。
そうそう、先生は感じでわかるんですよね。長年の経験ってすごい。。。。でも、最終的には自分で繰り返し練って美味しい濃茶にたどり着くしかないんですよね。頑張りましょう。