5月も下旬になりました。風炉のお点前にも少し慣れてきたころではないでしょうか。私も平点前から入り、先生に基本的なこと、細かな部分を直して頂きました。長年繰り返した点前ではあるものの、自分なりの癖がついたり、思い違いをしていたり。直すにもよくよく気をつけていないとすぐに元の状態に戻ってしまいます。より美しい所作を目指して精進するのみです。
相変わらず、お稽古日以外は茶道のことを考えたり勉強したりする時間はない日々。お稽古日はバスの時間の都合もあり、先生のお宅に伺う前に駅で20分程時間があります。この時間がお茶モードに切り替えたり、お点前の復習したりするのに貴重な時間になっています。短いながらもコーヒーを飲みながらゆったりとした気持ちになります。先生のお宅につくと、蹲で手口をすすぎ、更にお茶の世界に入ります。まだ誰もいない水屋で、炭の火をつけ、抹茶を掃いていると、穏やかな静かな気持ちになり、ああお茶が好きだなあとつくづく思います。お点前のお稽古も大事な時間ですが、この準備の時間が私にとって精神的にとても大切な時間になりました。たいしたことではありませんが、これも長い年月を経てこそ見えてきたもののひとつだと思っています。
さて、今日のお稽古では2つの収穫がありました。そのひとつをご紹介します。
茶室には床の間がありますが、その床の間の位置によって呼び名があるのはご存知でしょうか。ご存知の方も多いかもしれませんが、私は本床、下座床以外の呼び名は知りませんでした。
本床、逆本床、亭主床、背負い床、回り背負い床、下座床、回り下座床。
図に書くと分かりやすいのですが。
基本の位置は本床で、それが多いはずですが、茶室によって色々あるようです。これから茶室を拝見する際は気をつけてみるつもりです。私にとって茶室の勉強は一番遅れている分野かもしれません。実際の茶室を見てもまだまだ見どころがわからないというのが本音です。皆様はいかがですか。
床の間って?
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/3bebddf04b3d5fb641c8c8d4d487c97f
相変わらず、お稽古日以外は茶道のことを考えたり勉強したりする時間はない日々。お稽古日はバスの時間の都合もあり、先生のお宅に伺う前に駅で20分程時間があります。この時間がお茶モードに切り替えたり、お点前の復習したりするのに貴重な時間になっています。短いながらもコーヒーを飲みながらゆったりとした気持ちになります。先生のお宅につくと、蹲で手口をすすぎ、更にお茶の世界に入ります。まだ誰もいない水屋で、炭の火をつけ、抹茶を掃いていると、穏やかな静かな気持ちになり、ああお茶が好きだなあとつくづく思います。お点前のお稽古も大事な時間ですが、この準備の時間が私にとって精神的にとても大切な時間になりました。たいしたことではありませんが、これも長い年月を経てこそ見えてきたもののひとつだと思っています。
さて、今日のお稽古では2つの収穫がありました。そのひとつをご紹介します。
茶室には床の間がありますが、その床の間の位置によって呼び名があるのはご存知でしょうか。ご存知の方も多いかもしれませんが、私は本床、下座床以外の呼び名は知りませんでした。
本床、逆本床、亭主床、背負い床、回り背負い床、下座床、回り下座床。
図に書くと分かりやすいのですが。
基本の位置は本床で、それが多いはずですが、茶室によって色々あるようです。これから茶室を拝見する際は気をつけてみるつもりです。私にとって茶室の勉強は一番遅れている分野かもしれません。実際の茶室を見てもまだまだ見どころがわからないというのが本音です。皆様はいかがですか。
床の間って?
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/3bebddf04b3d5fb641c8c8d4d487c97f
tamagoさまも稽古前準備から行かれているのですね。
わたしも3時稽古始まりなのですが、師匠の迷惑も考えず(お寺でしたので行きやすかった)
12時には稽古に伺い準備をし、師匠とマンツウマン…一対一で稽古をみていただいていました…なつかしい~
もう師匠なくなってしまいましたが、私のお点前は師匠と瓜二つだとよく言われます
床の間は若い頃将来茶室を持つことを夢をみて
「数奇屋建築」の専門書を買って勉強しました
洞床もおもしろいなぁ~…とか
しかし『四畳枡床』が若い頃から好きでした
広さは珠光が『草庵の四畳半を真の座敷にした』ことに少々こだわりました?
四畳半の半畳を枡床にすれば、小間として十分に機能し、少々動きやすいかなと…
私の技量では三畳の間・二畳の間の緊張感に耐えれそうにありません…笑
本床、下座床はよく出合いますがtamagoさまの言うとおり、もっと勉強して視野をひろげないといけませんね~
もっと勉強いたしたいと思います!
本当にもう6月、今年もあっという間に過ぎていくようです。
春旦さんも早くお稽古場に行き、準備をしてお稽古していたのですね。やはりぎりぎりになって行くより早めに行き、ゆったりした気持ちで始めると充実したものになりますよね。
>私のお点前は師匠と瓜二つだとよく言われます
それはそれは嬉しいことですね。よくお稽古なさった結果でしょう。私なんて先生の足元にも及びません。。。。似てるところなんてないかも。
>床の間は若い頃将来茶室を持つことを夢をみて
「数奇屋建築」の専門書を買って勉強しました
私も勉強しなくては。
色々教えてください。
私は玄関のお掃除をさせていただいています。門前を掃き、つくばいの水を出し、ゴミを集めて水をまく・・・そうしているうちに、心も清められていく気がします。
たまごさんが書かれているように、時間をかけてこそ、見えてくるものはありますね。
ところで床の間。。。私も本当に全然よくわかりません。やはり自分で茶室を建てる機会がないと本気で勉強しないものでしょうか(笑)
でもこのご時勢、なかなかそういうチャンスにめぐまれませんよね。
つくりがわかれば、どこかに出かけて茶室を見かけてももっと楽しくなりそうですね。
ゴマ子さんは玄関掃除しているんだ、すごいなあ。確かにお掃除しながら自分も掃き清められていくような気分になるでしょうね。
シュリハンドクじゃないけど、ある日悟りが開けそう。
おっしゃる通り、自分で茶室を建てるとでもならないと真剣に勉強しないかもしれませんね。。。。
最近、一応茶室を見るとここはどうやって席入りするのかなと考える癖はついてきたんですがねー。