茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

京都紀行3 北野天満宮

2011-08-06 22:50:56 | 旅先にて
 北野天満宮は思い出深い場所である。高校の修学旅行で初めて訪れた場所。ちょうど梅の頃。白梅の木の前で友人5人で写真に残った私は遠い昔の女子高生。皆で大学受験合格を祈った。
 そして、無事大学生になり、御礼参りすることができた。
 その後も母や友人と何度となく訪ね、何故だかいつも清々しい気分になる。
 学生という身分を離れ久しいが、人生ずっと学びの日々と最近育児にかこつけて怠けがちな自分を諌めつつ祈りを捧げてきた。

 参道には臥牛の像がある。毎度のことながら、なでる。今回は娘にもなでさせた。日本人は寺社で像をみるとつい、「頭がよくなりますように」と頭をなでながら祈ったり、体の悪い部分をさすったりする癖があるようで、御多分にもれず私もいつもそうしてしまうのでした。触りやすい臥牛の頭や足の部分は変色しておりました。

 門をくぐるとお休み処になっている場所があり、そこの天井には古い絵馬が沢山かかっていてこれまた見事。今回もそこで休憩しながらしばし絵馬を眺めた。

 境内には学生さんの姿も多く見られ賑わっていた。これまではまた自分がここを訪れるのはいつだろうかと思ったものだが、娘もいつか合格祈願をしにくるのだろうかと遠い未来を想像しながら、天満宮をあとにした。
 京都の旅からブログアップまで随分長くかかりましたが、これにて今回の京都紀行を終わります。いい旅でした。


 牛と天満宮の関係については御参考までに過去の記事を添付します。

<御参考>

http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/147247cc68ee165aec053970223e1226

十牛図
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/0e0855ae3a5711d0a4842f80f9918585

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2 コメント

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臥牛窯 (春旦)
2011-08-07 10:52:05
北野天満宮にも、もちろん行ったことがありません
「臥牛」があるとのことで早速インタ~ネットで…入ってすぐの右側にあるとか…
撫でて治るのでしたら、私の場合は腰と…口ですかね…笑
長崎県に「臥牛窯」というのが有ります
今年の有田陶器市で念願でした「臥牛窯」のソバ猪口を買ってきました
なぜか息子が愛用しています…高価だったのになぁ~?
天満宮と言えば福岡は「太宰府天満宮」ですね
一年中参拝の方が多い
さだまさしさんの「飛梅」の曲にある「お石の茶屋の梅が枝餅」…毎年正月に食べに行ってました~…最近子供も大きくなってご無沙汰です
「京都紀行」おつかれさまでした
そして楽しませていただきありがとうございました~!
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臥牛窯 (m-tamago)
2011-08-10 22:30:22
春旦さん、こんばんは。
臥牛窯とは初めて聞きました。どういう謂れのある窯元かと気になり、ネット検索しましたら、出てきました。ひとつお勉強させて頂きました。ありがとうございます。
http://sk.web7.jp/naradewaya/gagyu/

大宰府天満宮はいまだ行ったことがありません~。是非お参りしたいものです。
梅が枝餅は最近物産展でかならず出店してます。素朴ながらおいしくてついつい買ってしまいます。
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