M・吉田のブログ

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「完全移植」が保証すること

2006-10-23 00:00:12 | ピュアでもない日々
「ファイナルファンタジー V アドバンス」の説明に、
オリジナル版を完全移植した人気RPG。と書かれた記事がありました。


 大人気RPG『FFシリーズ』の第5作目をGBAに完全移植し、かつ進化させた本作。オリジナル版は1992年にスーパーファミコンで発売されたが、当時の物語の感動はそのままに、システムの最適化とグラフィックが向上。


「完全移植」の定義ってなんなんでしょうねえ。
文章からして、明らかにアレンジ入っていることが明白ですし。
(メーカー発表じゃなくて、マスメディアのコピーではあるわけですけど)

FFVの場合…GBA版を買ってないのでよくわからないですが…
ご存知のとおり追加ジョブがありますし、セリフに顔絵が付いています。

仮に、追加ジョブがクリア後の要素であったとして、
ゲームバランス的には実質、変化が無かったとしても、
セリフウィンドウ中に、顔絵が入っていることは、印象が全然異なると思うんですが。

それについての賛否は別として、ですね。


~~~~~


Googleで「完全移植」を調べたところ、
10/23現在、実に 4,470,000 件もの検索結果が表示されます。
ううーん。超大量。しかも、そのリンク先はゲームばかりです。

なんでしょうねえ。
「移植」に対する枕言葉なんでしょうか。
完全って。


「完全移植」=「移植+アレンジ」、という認識が、
ゲーム業界の通念なのかもしれませんね。




※個人的見解:バグの修正や、縮尺が違うGBA画面への対応、といった程度なら、
       完全移植と銘打っても良いような気がしますけど。



コメント (3)
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