樋口一葉記念館に行きました。
浅草から少し歩いたところ台東区竜泉に樋口一葉記念館がある。
行ってみようと浅草から歩いた。樋口一葉旧居跡がありました。
その近くに、一葉記念館があるのですが、ちょうど改築工事中、工事完成図を
写真にとりました。一葉記念館外観完成図
みていたら、年齢70~80才程度のおじさんが
「写真があるからていきなさい」
おじゃますると、向かい側に小さな売店、ピーナッツとか一葉札風のおせんべいを
売っているお店。そこで改築前の写真、一葉の写真等をみせてくれました。
いろいろと一葉の話、吉原の話をしてくれました。
今回の改築の話にもおよび、近代風の立派な記念館になるのですが、
浅草の下町風でそれなりの風情を残しておいた方がいいなというのは
どうもここを訪れた人がみんな言うようです。ちょっと新しくするのも考えもの
だと思います。
せっかくここまで来たので、現在展示中の記念館生涯学習センターに
行ってみました。
3階の一室に記念の品が展示されてました。
樋口一葉(本名奈津)は明治5年3月25日生まれ、24歳で短い人生を終えた。
その間「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」という作品を遺しています。
生活苦だったようで、商いをして母と妹とこの龍泉寺町二軒長屋で生活していた。
ここでの生活は商売のかたわら上野の図書館に通い勉強したようだ。
隣にある吉原をみながら多感な時代をおくったと思われる。
小説にもでてくる遊郭吉原、「たけくらべ」ではいずれ吉原に行く美登利と
僧侶の微妙な人間模様がこの龍泉を舞台に描かれています。
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