金曜日、東京の丸善で本を眺めていて、気になって買った本。
「運命を拓く」(中村天風著)
以前に、この本を読んだことがあったのですが、私は本は全部整理
したので、この本も手元にはありません。
文庫本が山積みされていて、また買うのもと思ったのですが、
何か気になりページをめくって
もう一度読んでみたいと思い、再購入しました。
その中の言葉
朝旦偈辞(ちょうたん・げじ) 甦りの誦句(よみがえりのしょうく)
我は今、力と勇気と信念とをもって甦り、新しき元気をもって、
正しい人間としての本領の発揮と、その本分の実践に
むかわんとするのである。
我はまた、我が日々の仕事に、溢(あふ)るる熱誠(ねっせい)を
もって赴(おもむ)く。
我はまた、欣(よろこ)びと感謝に満たされて進み行かん。
一切の希望、一切の目的は、厳粛に正しいものをもって
標準として定めよう。
そして、恒(つね)に明るく朗らかに統一道を実践し、ひたむきに、
人の世のために役だつ自己を完成することに、 努力しよう。
力の誦句
「私は力だ 力の結晶だ 何ものにも打克つ力の結晶だ!
だから何ものにも負けないのだ。
病にも 運命にも 否
あらゆるすべてのものに打克つ力だ
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ」
同じ本でも、全然受け止め方が変化しましたね。
非常に共感できるので、読み始めました。
人生がリフレッシュしたみたいな気持ちになります。
ある程度の歳にならないと腹落ちしないのでしょう。
以前読んだ時はさらっと読み流した、忙しさの中に
じっくりと人生を考えるゆとりがなかったのかもしれません。
逆に「気」について、非常に強い気持ちで、活力が溢れて
いたのかもしれません。
最後まで楽しみに読み進めます。
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