「野村ノート」野村克也著をよんだ!
流石にプロ野球選手としても、監督としても一流の野村さんらしい中身の濃い内容
いろいろ紹介したいことがあるが、
阪神の井川について、「いくらいい球を投げても人間形成がされておらず、社会通念がなければ、組織はリーダーとして認めてくれない。エースとしてチームが認めない。
彼に足りないのはボサボサの長髪で、みんなが見苦しいと思ってもわれ関せずプレーする、そんな鈍感さにある。」・・・「センス、感性が必要となる。自分が好きなように自己中心的なプレーをしている者は、大事な場面でも同じように自己中心的な選択(考え)をしてしまうのである。・・・自由をは違えてもらっては困る。チームであり、組織である以上最低限まわりの者が不快にならないだけの社会常識やルールは身につけておかねばならない。」(-野村ノートよりー)
チーム(組織)作りは人づくりですよね、まずひとりひとりの人づくりからはじまるということが大事ですね。
このことは会社にとっても同じ事です。異なる意見を持つのは意見だし、むしろ議論をすることによってよりいい方法を生み出すことができる場合がある。共通の目標が設定されたら、(組織としての意思決定をしたら)気持ちよく全員が同じ気持ちで目標に向かって努力する事が必要になるし、気持ちよく進める集団にする必要がある。足を引っ張る人達がでてくるというのは
日常の人づくりができていないのかもしれないな。
そんな人づくりの基本が参考になる本でしたね。
その本の冒頭に紹介されている言葉
「おかげさまで」
夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという
太ると痩せたいという、痩せると太りたいという
忙しいと閑(ひま)になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという
自分の都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す
借りた傘も雨があがれば邪魔になる
金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯をもてば親さえ邪魔になる
衣食住は昔に比べれば天国だが、
上を見て不平不満に明け暮れ、隣をみては愚痴ばかり
どうして自分をみつめないのか、静かに考えてみるがいい
いったい自分とは何なのか
親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげの塊(かたまり)が自分ではないのか
つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい
人間傲慢になることが多いから自戒しながら心に刻んでおきます。
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