「バイデン氏の違法な政治介入」
アメリカ大統領に対して怒りの発言。橋本日本製鉄会長。
USスチールの買収に関して、国家安全保障上の懸念で
買収禁止の大統領令が出されてしまったことへの抵抗です。
なんとも理不尽なアメリカの対応ですが、企業人としては
結果責任、どうこれを乗り切るのか、プランBもあるようです。
裁判に訴えてますが、どうも専門家の意見は提訴しても
棄却される、門前払いの可能性を指摘されています。
また裁判になっても結審するまで年単位で時間がかかりそうですから、
いずれにせよ日本製鉄にとっては手も足も出ない状況です。
わずかな可能性はトランプ氏とのディールでの早期決着ですが、
何を見返りにするのかその代償も大きくなるし、またトランプ氏
と交渉できるような人が今の日本政府にはいないしょう。
民間人では唯一孫さんでしょう。
孫さんが巨額投資をアメリカにすることになっており、これに
絡めて交渉をするぐらいしか手がありませんね。
いずれにせよ、理不尽でも不条理でもこの買収は不成立に
なる可能性が今の段階では非常に強い、日本製鉄は違約金の
支払いの可能性もあると言われています。
日本製鉄が今後どう動くのか、相手がアメリカ政府だけに打つ手が
限られています。
本来なら日本政府が厳しい対応をすべきですが、石破さん
いろいろ発言を勇ましくしていますが、トランプ次期大統領
にも面会できず、犬の遠吠えで、杓子定規な発言ばかり。
「アメリカから日本への投資についても日本の安全保障の
観点から検討せざるを得ない」というぐらいのことを
世界に向けて発信したらどうですかね。
対抗措置で、一つ西友の売却にアメリカファンドの参加は
認めないと言ってみたら?
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