あずみ野 美光波探訪

安曇野を中心に信州を自由に散策しています

雑炊橋・まんが日本昔ばなし(松本市島々)

2014-10-09 11:03:03 | 日記

松本市島々にある雑炊橋を訪ねてみました。昭和50年の後半に初めて行ってこの橋の伝説を知りました。

その後、テレビのまんが日本昔ばなしで「雑仕橋」として放送されたのを見て感動したことを思い出します。

このお話は市原悦子さんのナレーションで始まります。

信州は南安曇の橋場あたりの梓川には橋が一本もありませんでした。

梓川は激流で山間の人々の暮らしを真っ二つに引き裂いていた、川を挟む橋場村と島々村は顔が見えるほど近いのに何百年も橋がないのです。

橋場村の娘いわと島々村の若もの清明(せいめい)が16、7になった頃でしょうか、

梓川に虹がかかります、二人は虹に向かってはしります、2里も走ったでしょうか・・・

顔が見えるまで流れに踏み込んで行き、お互いの名前をつげるのです。

清明は花束を投げるのですが、無情にも流れに吸い込まれていきます・・・・・・  ・・・

いわは「虹のような橋をかけましょう」・・清明は「虹のような橋か」と答えました。

 

その日から、いわは食べるのは雑炊と決め質素な生活をおくりお金を蓄えるのです、そして20年後立派に成長した清明が・・

 

 

橋の名は「雑炊橋」 昭和62年に架け替えられ近代的な橋となりました。

竣工式は二人にちなんで、この地に伝承されている儀式で盛大に行われたそうです。

 

 

にほん昔ばなしがネットで見えます、10分の感動のドラマです、よかったらご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=eqJFLkts4ng

 

近くの国道158号線(野麦街道)から見えるんですが、改良され行き来する車はあっと言う間に通り過ぎて行きます、この橋のいわれを知る由もなく・・

 

この雑炊橋伝説が長く伝わって欲しいと思います。

 

 


信州白樺峠(松本市奈川)

2014-10-09 09:23:32 | 日記

8日に奈川そば祭りに合わせて白樺峠も訪ねてみようと思い行って来ました。

仕事仲間のさんが鳥博士で、白樺峠のタカの渡りの観察の話をよくするので、是非と思っていました。

最近は鳥に興味を覚え、なんかトリに染まってきたようです。

車で峠まで登れば簡単に観察できると思い行ったのですが・・・

山道を20分ほど重い体をなんとか移動?させました・・・けっこう大変でしたね。

観察場所には主に県外の方が25人ほどいらっしゃいました。

私は知りませんでしたね、全国でも有名な観測地点で最も飛ぶ日は一日に2000~3000羽も旋回(渡る)するそうです。

遠く松本平が望めます。

   

30分ほど空を見ていましたが4羽飛びました・・素人の写真です。

話はそれますが、空をじっと見ていた連れが飛蚊症(目の病気)の話をはじめまして、あなたは大丈夫って?

よく見ていると左目に黒い点があるのに気づきました・・けっこう誰にもでるようですが、でも年を重ねるといろいろ出てきますね。

 

さて、観察場所までは乗鞍スパー林道の駐車場から登るのですが、さすが白樺峠とあって美しい白樺林が広がります。

乗鞍岳も見えて気持ちのいい場所です。

  

わずかな時間でしたが自然の中に身を置き癒されました。

そして今日の教訓は・・・

  帰路に着きました。